テクラ (プロレスラー)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テクラ
THEKLA
テクラ THEKLAの画像
プロフィール
リングネーム テクラ
本名 テクラ・カイシャウリ
Thekla Kaischauri
ニックネーム 世界の毒グモ
毒蜘蛛
Toxic Spider
身長 155cm
体重 52kg
誕生日 (1993-04-30) 1993年4月30日(30歳)
出身地 オーストリアウィーン
所属 スターダム
デビュー 2017年
テンプレートを表示

テクラ(THEKLA)こと、テクラ・カイシャウリThekla Kaischauri1993年4月30日 - )は、オーストリアの女子プロレスラー。身長155.8cm、体重52kg。

来歴[編集]

2017年6月、フランスの地下プロレスWUW(World Underground Wrestling)でデビュー[1]。2018年には日本の地下プロレスで初来日[2]

2019年7月、日本で女子プロレスを習うためにアイスリボンに6週間の留学。7月27日の道場マッチにて女子プロレスデビュー[3]

2020年2月、WUW女子王者として再来日。

2月15日、道場マッチにてYappyから勝利し自身初勝利を上げる。

3月21日までの滞在の予定だったがコロナ禍により帰国が叶わず滞在を延長。3月29日の道場マッチにてアイスリボン入団を発表。

8月26日、SEAdLINNNGに初参戦。

8月29日、後楽園ホール大会にて、7月にチェリーに敗北し奪われたWUW王座に挑戦しこれを奪還。

9月、ビザの関係でウィーンに帰国。この間に大学の修士課程を終える[1]

12月、就労ビザを取得し再来日。2度目の緊急事態宣言が発令される直前であった。年末年始を挟み隔離期間を過ごす。

2021年1月16日、アイスリボン道場での記者会見に登場し23日の後楽園より参戦を発表。

2月23日、横浜ラジアントホール大会にて春輝つくしの保持するIW19王座に挑戦。前哨戦での直接勝利・挑発・パフォーマンスもあり試合も白熱するも敗北[4]

4月11日、Skipシティ大会にて世羅りさの保持するFantast ICE王座に挑戦するも敗北[5]

5月3日、横浜ラジアントホール大会にて松屋うのの保持するトライアングルリボン王座に挑戦し直接勝利。自身初のアイスリボンのタイトル奪取となる[6]

11月13日、大田区総合体育館大会にて藤田あかねに敗れWUW女子王座を喪失[7]。その試合を最後に欠場が続いた後、「本人からの申し出」により11月30日付でアイスリボンを退団した[8]

2022年

1月3日、スターダムのベルサール新宿グランド大会に、ドンナ・デル・モンドの新メンバーとしてMIRAIとともに参戦[9]

1月29日、愛知県体育館大会で白川未奈を下し、空位となっていたSWA世界王座を獲得。

2023年

6月27日から10日間、オーストリア文化フォーラムにて個展「GIMME DANGER」を開催[10]

人物[編集]

  • MFA(美術学修士)を取得しており、Tシャツのデザインも手掛ける[11][1]
  • 元バレリーナ。
  • 五つの言語を使う事ができる。
  • 19歳の頃、母国のライブハウスで見たプロレスのポスターに惹かれ、実際に観戦しひと目でハマり、自身もレスラーを志す[1]

得意技[編集]

毒グモ・デス・ドロップ
相手の上半身をリバース・フルネルソンの形で捕らえた相手の体を右膝に乗せるようにして前傾姿勢となり、そこから自らの体を捻りながら倒れ込み、顔面からマットに叩きつける「ダブルアーム式ブレード・ランナー」。
女郎蜘蛛
ダブルアーム・スープレックス
ウィーバックネヒト
変形鎌固め
夜蜘蛛ノ固め
足4の字固めからグラウンドで鎌固めに決める
スパイダーウェブ
「飛びつき式変形卍固め
Death trap choke
首4の字からブリッジで締め上げる
スピアー
ダイビング・ボディ・プレス
ラリアット
フロント・ハイキック
スーパーキック

タイトル歴[編集]

アイスリボン
スターダム

入場曲[編集]

  • Caught in Her Web

脚注[編集]

  1. ^ a b c d 週刊プロレス2021年6月2日号
  2. ^ https://ameblo.jp/joshi-puroresu-magazine/entry-12496762175.html
  3. ^ 藤本つかさ生誕プロデュース興行-つっかだらけのアイスリボン973- 18時00分開始
  4. ^ 横浜リボン2021・Feb.
  5. ^ アイスリボン1109 in SKIPシティ
  6. ^ 横浜リボン2021GW I~横浜プロレスまつり2021
  7. ^ "電流爆破に続き地下プロレス王座を賭けて藤田あかねがPOMジュースで毒蜘蛛退治!". バトル・ニュース. 14 November 2021. 2022年1月3日閲覧
  8. ^ "老舗女子プロレス団体『アイスリボン』から大量離脱!現役王者含む7名がフリー・1名が引退へ". バトル・ニュース. 1 December 2021. 2022年1月3日閲覧
  9. ^ "【スターダム】ジュリア率いるDDMに元東京女子のMIRAIと元アイスリボンのテクラが加入". 東京スポーツ. 3 January 2022. 2022年1月3日閲覧
  10. ^ “オーストリア出身の人気女子プロレスラー、大使館で個展”. 読売新聞. (2023年6月28日). https://www.yomiuri.co.jp/stream/article/21670/ 2023年6月30日閲覧。 
  11. ^ https://iceribbon.com/fighter_detail.php?id=47

関連項目[編集]

外部リンク[編集]