キャンディ・ステイトンのフェイム録音再発盤は最高でした。あんまり嬉しくて、輸入盤のみならず分厚い解説本付きの国内盤まで買っちゃいました。どちらもCDでしたしね。
このベティ・スワンも大キャピトルの同系再発シリーズの一枚。店頭では圧倒的にCCCDが多いので(ジャケットがベティの斜めに向いたアップなので、識別し易いはず)、こちらのCD発売を待っていました。
しかし肝心の内容が今ひとつ!少なくともサザン・ソウルの爆発力や高揚感を期待している人には全く向きません。アップもスローも「飯食ってんのか?」と言いたくなるようなお行儀の良さ。ハイトーンが出ないことが最大の致命傷と思います。丁寧な歌い方には好感が持てるんですが、もう少しじっくり聴きこんでその味わいを噛み締めることとします。