【レコードとわたし】Ry Cooder – Into The Purple Valley - ホームランブログ

【レコードとわたし】Ry Cooder – Into The Purple Valley

US盤’72年オリジナル。ディスクユニオン通販。

一番聴いたライ・クーダー。アナログで欲しくてずっといいのを探してたんだけど、いやー高い。やっと比較的お手軽なのを発見。覚悟してたけど状態は思ったよりよかった。ラッキー。

F.D.R. In Trinidad は先にヴァン・ダイク・パークスを聴いてたので、この盤のバージョンの解釈には驚いた。底抜けに明るい時事ネタソングにこんなに哀愁を乗せられるとは。

これもまたケルトナーを聴くアルバムではあるけど、ライの出すフレットにスライドバーが当たる音も負けてない。ゴトって音だけで世界が広がる。アナログだとゴトゴトいうのが楽しい。

歌いっぷりもとてもいい。後年だんだん歌い方が変わっていって、すっきりしちゃうんだよねー。

Teardrops Will Fall はジンタのスナック*1の元ネタ。ってほど似てないけど、曲を作る時のとっかかりになった。でもアリスの5枚目の「雪の音」が無意識に入ってきたんだよなあ(詳細こちら)。谷村新司恐るべし。

ピース。

(2024-02-21)

*1:ジンタ解散中バージョン もう10年も前なのか・・・ www.youtube.com