思い出のアルバムです。高校の時、レンタルCDで聴いたのが初めてでした。
映画バグダッド・カフェの「Calling You」が唯一知っている曲で、それが
お目当でした。カセットテープに録音して、何度もプレイしていました。
「Calling You」をヘビロテで聴きましたが、そのうち他の曲も、じわじわと
しみ込んで来ました。
アダルトな「Together」や「Stop On By」
パンチの効いた「A Little Bit Of Love」や「Our Time Has Come」
スパニッシュテイスト溢れる極上バラード「Softly Whispering I Love You」
アメリカで大ヒットした「Oh Girl」などなど。
結果、全曲お気に入りになっていました(笑)。
ゲスト陣が豪華で、チャカ・カーンの伸びやかなあのヴォーカルが、1曲目から
堪能できます。
さらには「Stop On By」にはチャカ、キーボードでスティーブ・ウィンウッドが
参加しています。「Oh Girl」にはハーモニカでスティービー・ワンダーがアシスト。
豪華だな〜。
「A Little Bit Of Love」はナイル・ロジャースのプロデュース。あのカッコいい
カッティング・ギターも聴けます。ダンサブル!
今作をリイシューしてくれたCherry Popは、1990年前後の、自分にとって一番
洋楽にハマっていた時期のポップ・アルバムを多数手がけていて、個人的に
好きなレーベルです。リマスターなので、音もいいです。
英文ですが、(多分)ポール自身による各曲の解説や、シングルになった曲の
ジャケット写真などもライナーノートに掲載されていて、読み物としても楽し
めると思います。
是非とも、UK屈指といわれるポール・ヤングのブルー・アイド・ソウル・
ヴォーカルに酔いしれてください。