中国市場マーケティング戦略|JNTO(日本政府観光局)

中国市場マーケティング戦略

全体方針

  • 全市場の中で最大の訪日旅行者数(2019年)を擁する市場である。訪日旅行意欲を引き出すため、競合国・地域との差別化はもとより、中国の国内旅行との差別化に留意する。
  • 最大ボリューム層である20~40代をターゲットとし、中でもリピーターと高所得者層の早期訪日、地方誘客を促すプロモーションを実施する。
  • リピーターについては、自然、伝統文化、食を中心としたコンテンツを訴求することにより、地方誘客を促進する。
  • 高所得者層については、主にBtoBの取組を通してモデル観光地※をはじめとする付加価値の高い日本の魅力について周知することにより、旅行消費額単価を向上させる。
  • その他、内陸都市部居住者又は20代前半(Z世代)を中心とする訪日旅行未経験者については、オーバーツーリズムに配慮しつつ、映画やアニメなどのコンテンツを含めた情報発信によって地方誘客を図る。
  • 北京冬季五輪を契機にスノーを目的とする海外旅行需要が拡大していることから、スノーアクティビティと周辺観光(食、温泉など)を織り交ぜた情報を発信し、地方誘客、地方での宿泊数増を図る。
※モデル観光地: 2022年度に「地方における高付加価値なインバウンド観光地づくり モデル観光地」として観光庁が選定した11地域

ターゲット

  • 訪日経験者 20~40代 夫婦・パートナー
  • 訪日経験者 20~40代 家族(子連れ)
  • 20~40代 世帯可処分所得上位20%(215万円/月以上)
  • 訪日未経験者 20~40代 夫婦・パートナー

サブターゲット

  • 20代前半(Z世代)
  • アウトドア・アクティビティ関心層
  • 教育旅行関心層

ターゲット別の戦略・戦術・基礎データ

中国市場 ターゲット別の戦略‧戦術
中国市場ターゲットの特徴(訪日旅行経験・旅行時の特徴等のデータ)

添付資料

中国市場訪日マーケティング戦略(全体版)
中国市場の概況

※市場別マーケティング戦略の記載の留意事項については以下よりご確認ください。 市場別マーケティング戦略の記載の留意事項