東京から飛行機で50分の距離にある三宅島で近年、クジラの目撃情報が相次いでいます。なぜ見られるようになったのか。番組が現地を取材しました。
■三宅島の異変 クジラ目撃情報が寄せられる
港を出発して、わずか数分。現れたのは巨大なクジラです。
東京から飛行機で50分。伊豆諸島の三宅島は、様々な魚や天然記念物の野鳥に加え、メガネ岩や新鼻新山など独特な火山地形を楽しめる自然豊かな島です。
去年、大噴火から22年ぶりに入山が解禁された雄山で体験登山が行われ、観光地として注目されています。その三宅島で今、ある異変が起きています。
「いる時には300メートルとか、400メートルぐらいのところで潮吹いたり、ダイビングしたり」
「海岸沿いのところ、よくドライブするんですけど、運転しながら見ていると、たまにプシュッと、しぶきが上がったりしているねみたいな感じで」
島の周辺海域で、これまで見たことのないクジラが目撃されることが増えているのです。
三宅島観光協会によると、目撃情報はほぼ毎日寄せられているといいます。