外交 (1926年の映画)

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外交
Diplomacy
監督 マーシャル・ニーラン
脚本 ベンジャミン・グレイザー
原作 ヴィクトリアン・サルドゥDiplomacy
出演者 ブランチ・スウィート
撮影 David Kesson
Donald Keyes
制作会社 フェイマス・プレイヤーズ=ラスキー
配給 パラマウント映画
公開
  • 1926年9月20日 (1926-09-20)
上映時間 70 分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 サイレント映画
英語インタータイトル
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外交』(がいこう、Diplomacy)は、サイレント映画として1926年に制作されたアメリカ合衆国ミステリ映画で、フェイマス・プレイヤーズ=ラスキー英語版が制作してパラマウント映画が配給した。この映画は、19世紀に発表されたヴィクトリアン・サルドゥの戯曲をもとに、公開当時の現代風に改めた作品であり、映画化は同じくフェイマス・プレイヤーズ=ラスキーが制作した1916年の同名映画以来、2回目であった。監督マーシャル・ニーラン英語版、主演は、当時監督の妻だったブランチ・スウィートが務めた。

あらすじ[編集]

各国の外交官たちが非公式の会議を開いていたフランスの町で、イギリスの外交官サー・ヘンリー・ウェイスマスとその弟ジュリアンは秘密条約の文書を中国の外交官から渡される。その文書を持ってロンドンへ戻ることになっていたジュリアンは、ザアル侯爵夫人の令嬢ドラと結婚式を挙げる運びとなっていた。

結婚式の夜、ジュリアンは秘密条約の文書を紛失したことに気づく。ジュリアンは公文書入れの箱の鍵を預かっていたドラを問い詰めるが、ドラはひたすら沈黙する。兄ヘンリーとジュリアンはアメリカ人探偵ロバート・ロウリーを雇って、真相を解明しようとする[1]

キャスト[編集]

保存[編集]

この映画のコピーは、アメリカ議会図書館に保存されている[2][3][4]

脚注[編集]

  1. ^ 外交 - MOVIE WALKER PRESS - ネタバレを含むあらすじが記載されている。
  2. ^ Diplomacy at silentera.com
  3. ^ Catalog of Holdings At The American Film Institute The American Film Institute Collection And The United Artists Collection At The Library Of Congress by The American Film Institute, page 44, c.1978
  4. ^ The Library of Congress American Silent Feature Film Survival Catalog: Diplomacy

関連項目[編集]

外部リンク[編集]