原子番号15の「リン」が発見された経緯が意外過ぎて面白い!偶然から生まれた大発見! - Cube ニュース

原子番号15の「リン」が発見された経緯が意外過ぎて面白い!偶然から生まれた大発見!

2024-04-28 19:00

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「リン」元素のひとつで、その発見は1669年ドイツの”ヘニッヒ・ブラント”氏によって偶然発見された!その発見の経緯は現代ではあり得ないような事で、「よくそんなことで発見できたな!」と思ってしまうような経緯なのです!きっと発見した”ヘニッヒ・ブラント”氏は天才なのでしょう!天才のやることはなかなか凡人には理解できないものです。。。

まさかの発見!

発見した”ヘニッヒ・ブラント”氏の職業は商人だったという説と、医師だったという説があるようです。しかしはっきりしているのは”ヘニッヒ・ブラント”氏錬金術師として活動していたという事!!
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錬金術師と聞くと、非現実的な、魔法のような方法で金を作り出そうとしていた人たちというようなイメージを持つ人も多いと思いますが、当時の錬金術師の研究が現代科学の礎になっていると言っても過言ではないんですよ!

”ヘニッヒ・ブラント”氏も黄金を精製するために研究を重ねていました。しかし、その方法は現代ではちょっと考えられないような方法だったのです!

その「リン」を発見した際の実験方法とはこうでした。

「バケツ60杯分の尿を加熱し蒸発させていたところ・・・・。バケツ60杯分の尿!!!
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”ヘニッヒ・ブラント”氏は、錬金術の実験としてバケツ60杯の尿を蒸発させていたところ、尿の残留物からリンを発見したのでした!金は出来なかったけどリンが出来たんですね。尿の色って黄金っぽいから煮詰めれば金が取れるかもと思ったのかもしれないですね!

ヘニッヒ・ブラント(Hennig Brand、1630年頃-1692年)はドイツの錬金術師である。1669年に人間の尿からリンを分離した。
1670年頃はハンブルクに住んでいた。商人という説と医師であったという説がある。銀を金にかえる液体が人間の尿にあると信じて、尿を腐食させたあと水分を蒸発させるなどの手順でリンの元素を分離した。空気中で燐光を発する物質の発見のニュースはドイツ中に広まった。この製法を公開するかわりにフリードリヒ公から報酬をうけとることができた。
出典:wikipedia

まさか、「リン」が大量のおしっこから発見されたとは・・・・。驚きの事実でした!しかし、この”ヘニッヒ・ブラント”氏の突拍子もない実験がなければ、現代の科学はもう少し遅れていたかもしれません。この時のバケツ60杯分ものおしっこは、人類の歴史上最も重要なおしっこだったかもしれませんね!

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