水原碧衣

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

水原 碧衣(みずはら あおい、2月14日 - )は、日本女優。芸能事務所G2GEN(ジツゲン)所属。岐阜県出身。

水原 碧衣
生年月日 2月14日
国籍 日本
身長 162cm
職業 女優
活動期間 2014年-
事務所 G2GEN
主な作品
フェアウェル
テンプレートを表示

中国ハリウッドなどで活動している。京都大学法学部卒。全人口のうち、上位2%のIQ(知能指数)の持ち主であるメンサの会員[1]

略歴[編集]

岐阜県立岐阜高等学校京都大学法学部卒業後、早稲田大学法科大学院に進学(後に中退)。その後、世界3大映画専門大学の1つであり、世界的な映画監督であるチャン・イーモウチェン・カイコーを輩出した北京電影学院の演技科に1年間留学し、首席卒業[2]

2016年、東京国際映画祭の東京・中国映画週間で初主演映画『海を越えた愛(原題『漂洋过海来爱你』)』がゴールドクレイン賞を受賞した[3]。その後も多くの映画やドラマ、CMなどに出演し、胡軍カリーナ・ラウホアン・シュアン等数々の中国トップスターと共演している。

声優としては中国で活躍する日本女性声優として、日本語と中国語、両方の言語で吹き替えをこなせる存在として、数多くの作品に参加。CCTVの大作ドキュメンタリー番組「ナショナルトレジャー」で20人以上の声を吹き替えたこともある。

2020年、第77回ゴールデングローブ賞の主演女優賞を受賞し、同最優秀外国映画賞にもノミネート[4]されたアメリカ映画「フェアウェル」でハリウッドデビュー[5][6][7][8]

人物・エピソード[編集]

水原碧衣は芸名である。碧の字を気に入っており、青のイメージと星座が水瓶座であるため水の文字が付く苗字の中から、響きが一番合い、また当時被っている有名人が少なかった「水原」を選んだ[9]

ゴールデングローブ賞を授賞した、ハリウッド映画「フェアウェル」の最終オーディションは監督から急にリモートオーディションを求められ、新宿のレストランのトイレ内で携帯の自撮り映像を送り、見事合格した[10]

出演[編集]

テレビ番組[編集]

テレビドラマ[編集]

  • 『我是英雄』(2015年)- 佐藤樱子役
  • 爱在星光下』(2017年)- 鈴木優子役
  • 『大连往事』(2018年)- 福山登美子役

映画[編集]

インターネット映画[編集]

  • 『火星之眼』(2014年)- 柏霖妻子役(準主役)
  • 『5pm』(2014年)- 小雨役(主役)
  • 『逗比男女浪漫季』 (2015年)- 夏小薇役(主役)
  • 『邻居』(2015年)- 森下秋子役(主役)
  • 『我的俄罗斯女友』(2017年)- 青木優美役

ラジオ番組[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 米中で映画出演、俳優・水原碧衣さん 岐阜高校 「優等生が劣等生に」が心地よかった|ハイスクールラプソディー|朝日新聞EduA”. www.asahi.com. 2021年2月7日閲覧。
  2. ^ 『フェアウェル』水原碧衣が「米国一有名な日本女優」になるまで”. FRIDAYデジタル (2020年9月14日). 2021年2月6日閲覧。
  3. ^ 2016東京・中国映画週間『海を越えた愛』(原題:漂洋过海来爱你)、童江南監督、水原碧衣、黄橙橙 舞台挨拶”. Astage-アステージ- (2016年11月7日). 2021年2月7日閲覧。
  4. ^ 水原碧衣、米話題作「フェアウェル」まで驚きの道のり…京大卒、早大法科大学院中退、北京電影学院首席…”. スポーツ報知 (2020年10月10日). 2021年2月7日閲覧。
  5. ^ 加藤慶 (2021年1月29日). “ハリウッドで最も有名な日本人女優・水原碧衣の奇妙なデビュー秘話”. 日刊SPA!. 2021年2月6日閲覧。
  6. ^ 「週刊文春WOMAN」編集部. “異例のヒット…低予算の中国系映画がトランプ政権下の白人になぜ響いたのか”. 文春オンライン. 2021年2月6日閲覧。
  7. ^ 三重の文化”. www.facebook.com. 2021年2月7日閲覧。
  8. ^ 【水原碧衣さんインタビュー】10月7日*おたかのシネマでトーク「フェアウェル」≫ばんばひろふみ!ラジオDEしょー!”. ラジオ関西 JOCR 558KHz (2020年10月7日). 2021年2月7日閲覧。
  9. ^ 9月4日発売週刊FRYDAYに水原碧衣インタビュー掲載”. 株式会社G2GEN (2020年9月3日). 2021年2月8日閲覧。
  10. ^ Vol.953 女優 水原碧衣(映画『フェアウェル』について) | OKWAVE Stars”. okstars.okwave.jp (2020年9月29日). 2021年2月8日閲覧。
  11. ^ 「2016東京・中国映画週間~開催記念式典&ゴールド・クレイン賞授賞式」”. Astage-アステージ- (2016年10月30日). 2021年2月8日閲覧。

外部リンク[編集]