NEWSPAPER BAG(L)

伝統的な染色方法である「柿渋染め」を用いた「LUGGAGE LABEL / OLDNEW（オールドニュー）」シリーズです。

柿は古来より染色や薬品、建材として重用されてきました。成熟する前の青い柿を圧搾して発酵させた「柿渋」に含まれるタンニンは、繊維や木材などに防水・防腐の効果をもたらします。最近の研究では、柿渋の成分を含んだ飴や繊維が新型コロナウィルスを不活性化させた、という抗ウイルス効果も報告されています。

「柿渋染め」は真っ白なバッグを熟練の職人の手によって、一つひとつ柿渋液に浸け、天日に干すという作業を繰り返すことで深みのある独特な色が生まれます。昔ながらの製法によって柿渋染めをすることで生地にハリを出し、丈夫にする特性もあります。

「暮（くれ）染め」は柿渋で下地染めしたものを、鉄分を擁する水で媒染処理することによって黒くさせる染色技術です。工業製品がなかった時代は、こうした手法によって色落ちしにくくさせ、生地の強度を高めていました。

自然の中から生まれ、そのまま自然へと還っていく柿渋染めは、今の時代に必要な新しい循環のカタチです。優れた古来の技術をたずね求め、そこから新たな価値を見出したバッグです。

スペシャルサイトはこちら

ニュースペーパーバッグ(L)は書類や一泊分の衣類などを収納できる大容量のメイン収納部を備えたサイズで、普段使いや小旅行など幅広いシーンで使えます。1900年代頃のアメリカで、新聞配達員が配達の際に使用していたバッグをモチーフしたアイテムです。肩掛けと手持ちができる2WAY仕様で、フラップは荷物の量に応じて2段階の調節が可能です。

※製品染めについて
本シリーズの製品染めは、自然の植物を活用した伝統技法です。自然の色ムラや深みのある色合いは自然環境や気候によって濃くも薄くも経年変化してきます。使うほどに馴染んでいく草木染めならではの良さを味わいください。
本製品は滋賀県の能登川町で40年以上にわたり、昔ながらの製法で柿渋染めを行なっている「株式会社おおまえ」で染められています。

＜下記店舗のみの取り扱いです＞
・PORTER flagship store
・PORTER STAND（京都）
・吉田卡班官方網上商店
・DOVER STREET MARKET GINZA
・st company Kiryu
・INFACES
・OKURA

※刊登的圖片與發送的商品在顏色、尺寸、質感上可能存在個體差異。請您事先了解。