村上隆 もののけ 京都 | 京都市京セラ美術館 公式ウェブサイト
村上隆 もののけ 京都

終了まで123日

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京都市美術館開館90周年記念展

村上隆 もののけ 京都

2024年2月3日-2024年9月1日

会場[ 新館 東山キューブ

  • 現代美術の最前線で活躍する村上隆(1962年生まれ)の大規模な個展を、開館90周年を迎える京都市京セラ美術館において開催いたします。本展は、主に海外を中心に活動してきた村上にとって、国内で約8年ぶり、東京以外で初めての大規模個展となります。

     

    かつて村上隆が企画した展覧会「スーパーフラット(Superflat)」は、2000〜2001年にかけて日本とアメリカの各都市を巡回、展覧会とともに発表された「スーパーフラット宣言」は、現代美術シーンに重要な影響を及ぼしました。その考えは、日本の伝統的な絵画表現とアニメや漫画、ゲームに代表される大衆文化を結びつけただけでなく、戦前から戦後の日本人の感性の有り様や社会の様相、さらには資本主義経済や政治、宗教をもフラットに捉え、あらゆる手法を用いて創作活動全体に取り込むことで、多種多様な作品を生み出し、アートの価値や本質的な意味を問いかけてきました。そのキャリアは、欧米が事実上の規範となっている国際的なアートシーンに、日本から独自の視点で挑み、刺激を与え続けてきた営みであると言えます。

     

    村上が活動初期から深い関心を寄せてきた江戸時代の絵師たちが活躍し、今なお、あらゆる芸能と芸術が息づき交わり合うここ京都を舞台に、新たに描きおろした超大作をはじめ、代表的なシリーズ、国内初公開となる作品など、大多数が新作となる約170点で構成される新・村上ワールド「村上隆 もののけ 京都」にぜひご期待ください。

     

    【お知らせ(4/15更新)】春の大型連休(GW)期間中の予約優先制について
    詳細はこちら

    基本情報

    会期
    2024年2月3日(土)〜2024年9月1日(日)
    ※会期の延長が決定しました。
    ※展示作品のうち、一部に展示替えあり。
    時間
    10:00~18:00(最終入場は17:30まで)
    会場
    新館 東山キューブ
    休館日
    月曜日(祝日の場合は開館)
    観覧料
    一般:2,200円(2,000円)
    ⼤学・専門学校生:1,500円(1,300円)
    高校生:1,000 円(800 円)
    中学生以下無料

    ※価格はすべて税込み
    ※( )内は前売、20名以上の団体料金
    ※障害者手帳等ご提示の⽅は本人及び介護者1名無料(学生証、障害者手帳等確認できるものをご持参ください)
    ※そのほか企画チケットあり


    ●京都市内の大学生以下の入場無料について(2月2日更新)
    御寄付により、京都市美術館開館90周年記念展『村上隆 もののけ 京都』について、京都市在住の学生もしくは京都市内の学校に通学している学生の入場料を無料とします。
    *対象の方は、チケットカウンターにて、ご住所が分かるもの、学⽣証の提⽰が必要です。
    *中学⽣以下の⽅は在学(通学)の地域に関わらず無料でご⼊場いただけます。

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    村上隆(むらかみ・たかし) Murakami Takashi

    1962年、東京都生まれ。1993年、東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。博士号取得。博士論文は「美術における『意味の無意味の意味』をめぐって」。2000年、伝統的日本美術とアニメ・マンガの平面性を接続し、日本社会の在り様にも言及した現代視覚文化の概念「スーパーフラット」を提唱した。2001年、自身が代表を務める有限会社カイカイキキを設立。2005年、「リトルボーイ展」(ジャパン・ソサエティ、ニューヨーク)にて、全米批評家連盟ベストキュレーション賞受賞。2015年、文化庁「第66回芸術選奨」文部科学大臣賞受賞。近年は、「Stepping on the Tail of a Rainbow」(ザ・ブロード、LA、2022年)、「MurakamiZombie」(釜山市立美術館、釜山、2023年)、「Understanding the New Cognitive Domain」(ガゴシアン、ル・ブルジェ、2023年)、「Takashi Murakami: Unfamiliar People – Swelling of Monsterized Human Ego」(アジア美術館、サンフランシスコ、2023年)など、世界各地で個展が開催されている。

    村上隆(むらかみ・たかし)
    撮影:Museum of Fine Arts, Boston
    ©2017 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.
    • 主催:京都市、朝日新聞社、京都新聞、NHK京都放送局、NHKエンタープライズ近畿
    • クリエイティブ・パートナー:ソニー・ミュージックエンタテインメント
    • 制作協力:NHKプロモーション  特別協力:有限会社カイカイキキ、Perrotin、Gagosian
    • 特別協賛:ルイ・ヴィトン  協賛:株式会社メルコグループ、株式会社大丸松坂屋百貨店、株式会社公益社、株式会社ひびきFA、株式会社中井商店、株式会社ギークピクチュアズ、Liquem
    • 協力:AMKK 東信、花樹研究所、京都薬品工業株式会社、京阪ホールディングス株式会社、京阪電気鉄道株式会社、株式会社タカムラ産業、株式会社ブランコ、ヤマト運輸株式会社、ARTnews JAPAN、α-STATION FM-KYOTO 、ハイアット リージェンシー 京都
    • 企画:高橋信也(京都市京セラ美術館)  学芸協力:三木あき子
  • 「京都」に正面から対峙する村上隆の新作・初公開作品が続々と登場!

    大学で日本画を専攻した村上は、江戸時代の絵師たちから大きな影響を受け、自身の作品に取り入れてきました。それは絵画表現にとどまらず、制作方法や「カイカイキキ」の工房システムに至るまで、まさにスーパーフラットの源流といっても過言ではありません。
    本展では、江戸時代に京都を中心に活躍した絵師たちの代表作を村上が独自に解釈・引用し、再構築した新作、国内初公開作品を多数展示。村上隆、京都に参上!

    1.全長13mにもおよぶ圧巻の村上版「洛中洛外図」がお出迎え

    [図版①]村上隆《雲竜赤変図《辻惟雄先生に「あなた、たまには自分で描いたらどうなの?」と嫌味を言われて腹が立って自分で描いたバージョン》》 2010年
    アクリル、カンヴァス 363×1800cm
    Ⓒ2010 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.

    神社仏閣、祭りや遊里、歌舞伎や浄瑠璃に興じる人々など、京都のさまざまなシーンが描かれた岩佐又兵衛の「洛中洛外図屏風(舟木本)」(江戸時代・17世紀)。これを引用し、村上が書きおろした全長13mにもおよぶ現代の「洛中洛外図」が来場者をお迎えします。

    [図版①]村上隆《雲竜赤変図《辻惟雄先生に「あなた、たまには自分で描いたらどうなの?」と嫌味を言われて腹が立って自分で描いたバージョン》》 2010年
    アクリル、カンヴァス 363×1800cm
    Ⓒ2010 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.

    2.村上版《風神雷神図》《雲龍図》―江戸時代の奇想の絵師たちに挑む!

    [図版②]上|村上隆《風神図》2023-2024年
    下|《雷神図》2023-2024年
    ©2023-2024 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.

    本展では、上述の《洛中洛外図》のほか、村上が衝撃を受けたという曾我蕭白《雲龍図》(18世紀)に挑んだ、全長18メートルにおよぶ《雲竜赤変図》(図版①)を国内初公開。
    さらに、注目作品の一つは《風神雷神図》(図版②)。風神雷神図は、俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一らによってほぼ100年おきに模写されてきました。抱一の風神雷神図から200年経つ今、村上隆がこの画題に向き合い描き出した新作をぜひ会場でご覧ください。

    [図版②]上|村上隆《風神図》2023-2024年
    下|《雷神図》2023-2024年
    ©2023-2024 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.

    3.「平安京」の原点―村上が描いた、いにしえの神獣たちと鐘楼《六角螺旋堂》

    左)[図版③]村上隆《竜頭 Gold》
    2015年 金箔、カーボンファイバー、グラスファイバー 130.8×84×84.2 cm
    ©︎2015 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.

    右)[図版④]村上隆《想像を超えた宇宙の活性を想起する》2018年
    プラチナ箔、カーボンファイバー 200×82×94 cm
    ©︎2018 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.

    東西南北を山や川、池などに囲まれ、それらを象徴する四神(青龍、白虎、朱雀、玄武)の神獣に護られた理想の地とされた平安京。本展では、この神獣をモチーフとした新作が四方を囲む村上版「平安京」が出現!中央には鐘楼《六角螺旋堂》がそびえ、「もののけ」が彷徨う不穏な気配を祓います。(図版③④)

    左)[図版③]村上隆《竜頭 Gold》
    2015年 金箔、カーボンファイバー、グラスファイバー 130.8×84×84.2 cm
    ©︎2015 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.

    右)[図版④]村上隆《想像を超えた宇宙の活性を想起する》2018年
    プラチナ箔、カーボンファイバー 200×82×94 cm
    ©︎2018 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.

    4.「DOB君」の往還、そして村上隆のキャラクターの進化と深化

    [図版⑤]村上隆《不思議の森のDOBくん》1999年
    展⽰写真「Under the Radiation Falls」
    FRP、レジン、グラスファイバー、アクリル絵具、鉄 152.4×304.8×304.8 cm
    Photo: Alexey Narodizkiy
    ©1999 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.

    1994年に初登場した村上の代表的キャラクター「DOB君」。マンガやゲームのキャラクターをモチーフとするDOB君は、変幻自在に姿を変え、様々な文脈に接続してきました。(図版⑤)
    モンスター化した「たんたん坊」、村上の自画像かつその極限の姿「ゲロタン」、そしてまた「DOB君」へ。村上のスーパーフラットの概念を体現してきたDOB君の往還を辿りつつ、本展でお目見えするシェイプド・キャンバスによる新たなキャラクターたち、そして村上のアニメ作品やトレーディングカードといったポピュラーカルチャーに言及した新作の数々は、現代の「もののけ」!?

    [図版⑤]村上隆《不思議の森のDOBくん》1999年
    展⽰写真「Under the Radiation Falls」
    FRP、レジン、グラスファイバー、アクリル絵具、鉄 152.4×304.8×304.8 cm
    Photo: Alexey Narodizkiy
    ©1999 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.

    5.世界の人々を魅了する「京都」のエッセンス

    1000年以上の歴史をもち、四季折々の伝統行事に彩られた平安の街。祇園祭、五山の送り火、茶道や華道といった国内外の人々に親しまれ続ける「京都」の伝統文化や、京都を主題とする文学作品などから着想して描きおろした作品の数々を初公開。村上隆が案内する「古都」への入口!

  • 村上隆 雲竜赤変図《辻惟雄先生に「あなた、たまには自分で描いたらどうなの?」と嫌味を言われて腹が立って自分で描いたバージョン》 2010年 アクリル、カンヴァス 363×1800cm Ⓒ2010 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.
    村上隆《金色の空の夏のお花畑》 2023年 デザインデータ 300×1000 cm(参考画像) ©2023 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.
    村上隆《尾形光琳の花》 2023年 デザインデータ Φ120 cm(参考画像) ©2023 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.
    村上隆《琳派のお花と抽象的図像》 2023年 デザインデータ Φ150 cm(参考画像) ©2023 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.
    村上隆《竜頭 Gold》2015年 金箔、カーボンファイバー、グラスファイバー 130.8×84×84.2 cm Courtesy of Galerie Perrotin
    ©︎2015 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.
    村上隆《想像を超えた宇宙の活性を想起する》2018年 プラチナ箔、カーボンファイバー 200×82×94 cm ©︎2018 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.
    村上隆《不思議の森のDOBくん》 1999年 展⽰写真「Under the Radiation Falls」
    FRP、レジン、グラスファイバー、アクリル絵具、鉄 152.4×304.8×304.8 cm
    Photo: Alexey Narodizkiy
    ©1999 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.
    村上隆《2020十三代目市川團十郎白猿 襲名十八番》2020年 アクリル絵具、キャンバス、アルミフレーム 102.8×480×5.8 cm ©2020 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.
    上|村上隆《風神図》2023-2024年
    下|村上隆《雷神図》2023-2024年
    ©2023-2024 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.
    左|村上隆《阿像》2014年 右|村上隆《吽像》2014年 ©2014 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.
  • 会期中の関連プログラム

    約7か月間におよぶ会期中、節分の頃から春の訪れ、そして夏にかけて、日本や京都の季節ごとの伝統行事や節句にちなんだ様々な特別なプログラム、また、レクチャー、ギャラリートークなどの関連プログラムを計画しています。
    各プログラムは決定次第、ウェブサイトおよびSNSでお知らせいたします。

    5月18日(土)カタログ出版記念トーク「「村上隆 もののけ 京都」をめぐって――寄稿者3人が語る――」

    5月5日(日・祝)こどもの日 スペシャル・プログラム「村上隆作品を通して学ぼう!『京都』と『もののけ』」

    4月26日(金)スペシャル対談山田五郎×村上隆

    2月3日(土)オープニング・アーティストトーク

    ギャラリートーク

    本展では、会期中不定期に展示室内でツアー形式の解説を行います。展覧会や作品背景とともに本展をお楽しみいただける機会にぜひご参加ください。
    日時等の詳細は、イベントページをご覧ください。

    公式カタログ【4/26更新】

    「村上隆 もののけ 京都」の魅力を凝縮したカタログを平凡社より発刊予定です。本展会場の特設ショップほか、一般書店、朝⽇新聞ショップ、本展公式ウェブサイトのオンラインショップでも販売します。

    本展開幕時において、販売開始は2024年4月下旬頃を予定しておりましたが、当初予定していた展示風景写真のほかにも、オープニング行事の様子や屋外彫刻の設置過程などを追加収録し、さらに本展カタログ限定の「村上隆 もののけ 京都Collectible Trading Card」(カタログバージョントレカ)の付録がつくなど、内容を大幅に充実させることとなりました。
    これに伴い、現在は2024年7月下旬の発行・販売開始を予定しており、価格を6,600円(税込)に改定させて頂くこととなりました。

    販売時期が当初予定より大幅に遅れるのみならず、価格も改定されることとなり、本展カタログを楽しみにお待ちになっておられるお客様には多大なるご迷惑をお掛けし、心よりお詫び申し上げます。

    更新された本展カタログの詳細は下記の通りとなりますので、ご確認ください。

    ●『村上隆 もののけ 京都』公式カタログ
    作品解説:村上隆
    論考執筆:高橋信也、三木あき子、橋本麻里
    言  語:日本語、英語
    価  格:6,000円(税込:6,600円)
    発  行:平凡社
    発 行 日:2024年7月下旬頃(予定)※詳細日程が決定次第、展覧会公式サイトでお知らせ致します。
    判  型:A4変型 272ページ

    ※2024年7月下旬以降は、本展会場の特設ショップ、本展公式ウェブサイトのオンラインショップ、朝日新聞ショップ、一般書店でもお買い求め頂けます。

    「朝⽇新聞モール」のウェブサイト
    https://shop.asahi.com/item/BKTZ231501011.html
    本展公式ウェブサイトのオンラインショップ
    https://items-store.jp/s/ectp39/?ima=4110#/

    音声ガイド

    左|山崎賢人 ©山本春花 右|Awich

    本展の水先案内人を務めるのは、話題の映画やドラマで多彩な役を演じ注目を集める俳優、山﨑賢人さん。さらに、英語版は国内のヒップホップシーンを牽引するラッパーAwichさんが務めます。
    村上隆が重層的に描き出した「京都」を、魅力あふれるお二人の声でご案内します。

    ガイド件数:16件 解説時間:約30分 貸出料金:650円(税込)

    音声ガイドアプリに関するお問い合わせ:
    (株)アートアンドパート
    https://www.artandpart.co.jp/
    TEL: 03-6427-5635
    窓口時間:9:30~18:30 / 土日・祝日を除く

    ●山﨑賢人(ヤマザキ・ケント)
    1994年生まれ。東京都出身。
    2010年俳優デビュー。近年の主な主演作品として映画『キングダム』シリーズ、Netflixドラマ「今際の国のアリス」シリーズ、TBS日曜劇場「アトムの童」、映画『ゴールデンカムイ』などがある。
    今後、4月19日に映画『陰陽師0』、7月12日に映画『キングダム 大将軍の帰還』の公開が控え、Netflix「今際の国のアリス」シーズン3の制作が決定している。

    https://official.stardust.co.jp/yamazakikento/sp/


    ●Awich(エーウィッチ)
    日本のHIP HOP界を牽引する女性ラッパー。
    Awich は本名の漢字の直訳である Asia Wish Child を略した造語。1986 年、沖縄県那覇市生まれ。2006 年に EP『Inner Research』でデビュー、同時期に米国アトランタに渡る。ストリートライフに身を置きながらファーストフルアルバム『Asia Wish Child』を制作し、2007 年にリリース。翌年、アメリカ人の男性と結婚し、長女を出産。2022 年にリリースされた Album『Queendom』は Apple アルバム部門総合 1 位を獲得し、さらに初の日本武道館公演を開催。2023 年には、初の全国 Zepp ツアーに加え、Album『THE UNION』をリリース。11 月には自身初のアリーナワンマンライブ『Queendom -THE UNION- at K-Arena Yokohama』を開催しソールドアウトに。2024年からは本格的に海外にも活躍の場を拡げている。

    https://awich098.com/

    左|山崎賢人 ©山本春花 右|Awich

    展覧会オリジナルグッズ

    「村上隆 もののけ 京都」展の特設ショップが会場内に。本展出展の村上隆作品がデザインされた様々な展覧会オリジナルグッズや、会場でしか手に入らない限定商品が会期を通して順次発売されます。
    最新情報は、展覧会公式Instagram、Xにてお知らせいたします。

    十三代目市川團十郎白猿襲名披露興行で話題となった祝幕の原画が展覧会に!

    村上隆《2020十三代目市川團十郎白猿 襲名十八番》2020年
    アクリル絵具、キャンバス、アルミフレーム 102.8×480×5.8 cm
    ©2020 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.

    市川海老蔵改め十三代目市川團十郎白猿襲名披露興行を彩る特別な祝幕は、2022年11月の東京・歌舞伎座での襲名披露興行で大きな話題となりました。この祝幕は映画監督の三池崇史氏が、“十三代目市川團十郎”のドキュメンタリー映画を撮影するなかで、「現代の絵師が描く現代の役者絵をつくってほしい」と村上に原画制作を依頼し実現したもので、今年12月1日〜24日には京都・南座でのお披露目が予定されています。
    本展では、歌舞伎十八番の演目がいきいきと鮮やかに描かれたこの祝幕の原画《2020十三代目市川團十郎白猿 襲名十八番》を展示します。

    村上隆《2020十三代目市川團十郎白猿 襲名十八番》2020年
    アクリル絵具、キャンバス、アルミフレーム 102.8×480×5.8 cm
    ©2020 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.
  • [2024.3.7]ルイ・ヴィトンと村上隆のコラボレーションによる 巨⼤な彫刻作品《お花の親⼦》が⽇本庭園に登場

    《お花の親⼦》(2020)とルイ・ヴィトンのトランクのインスタレーション
    Photo: Reiko Mitake ©2020 Takashi Murakami / Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.

    2020年コロナ禍の東京で公開され、復活への祈りの象徴として話題となった⾦⾊に輝く巨⼤な彫刻作品《お花の親⼦》。村上隆のスーパーフラットコンセプトの彫刻的実践の結実である本作が、ルイ・ヴィトンのトランクとともに京都市京セラ美術館の⽇本庭園に登場しました。

    日本庭園の池に浮かぶように姿を現した《お花の親子》とトランクは高さ約13メートルを超える巨大彫刻作品。前後、側面と角度によって違った表情を見せ、会期中、季節の移り変わりとともに昼夜を問わずお楽しみいただけます。

    トランクは、村上隆とルイ・ヴィトンのコラボレーションにより2003年に発表されたモノグラム・マルチカラーのトランクからインスピレーションを得て、キャンバスやメタルパーツ、木材といったディテールまでをも表現しています。
    ルイ・ヴィトンは創業当初よりアートと密接に関わっており、世界中のアーティストとの交流を育んできました。こうした伝統を受け継ぎ、1988年以降現代アート界やデザイン界を代表する著名なアーティストとのコラボレーションを展開。また、世界的アーティストの作品をキュレーションし、世界各地のエスパス ルイ・ヴィトンやストア内のコンテンポラリーアートスペースに展示しています。

    日本の家紋からインスパイアされたとも言われる ルイ・ヴィトンのモノグラム、そして日本の伝統的な美学から生まれたスーパーフラットな彫刻が、京都の美しい山並みに囲まれるここでしか見ることのできないアートインスタレーションを体験させます。

    《お花の親⼦》(2020)とルイ・ヴィトンのトランクのインスタレーション
    Photo: Reiko Mitake ©2020 Takashi Murakami / Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.

    [2024.2.2]中央ホールに高さ約4.3mの《阿像》《吽像》が出現。

    「村上隆 もののけ 京都」展⽰⾵景、京都市京セラ美術館、2024年
    ©2024 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.

    災いをもたらす邪鬼を踏みつけている高さ4.3メートルの赤の《阿像》と青の《吽像》は、東日本大震災をきっかけに制作され、自然災害、疫病、戦争といった様ざまな災厄から人々を守ってほしいという祈りが込められています。
    京都市京セラ美術館の中央ホールでは、展覧会開幕より一足早くこの《阿像》と《吽像》の展示が完了しました。

    「村上隆 もののけ 京都」展⽰⾵景、京都市京セラ美術館、2024年
    ©2024 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.

    [2024.2.2]先着5万名様にもれなく「COLLECTIBLE TRADING CARD」プレゼント

    村上隆の近年の活動で注目を集めるNFT(非代替性トークン)アートプロジェクト。村上が満を持して始動した初のNFT作品「Murakami.Flowers」は、代表作である「お花」シリーズが、1970年代の日本のTVゲームをイメージしたピクセルドット24×24で表現されています。
    そして、その次なる展開として今注目を集めているのが「トレーディングカード」です。
    本展では、「村上隆 もののけ 京都」だけの限定トレーディングカードを先着5万名様にプレゼント!
    本展でしか手に入らない限定カードをぜひゲットしてください。

    *本展⼊場時に、⼊場券1 枚につき「COLLECTIBLE TRADING CARD」1 枚をランダムでお渡しいたします。
    *⼊場券を複数枚お持ちのお客様は、1 回の⼊場で交換可能な枚数の上限をお⼀⼈につき10 枚までとさせていただきます。
    (配布⽅法については、会場の運営状況により変更になる可能性があります)
    *⼊場無料のお客様は、券売窓⼝で⼊場券をお受け取りの上、会場⼊⼝にて「COLLECTIBLE TRADING CARD」にお引き換えください。
    *未使⽤の観覧券のみお引き換え可能です。
    *先着順、なくなり次第終了いたします。
    *全12 種で⽇本語版、英語版の2 パターンあります。
    *デザイン、⾔語はお選びいただけません。
    *交換は対応致しかねます。

    ※枚数上限に達したため、配布を終了いたしました。(2/6更新)

    [2024.2.2]第150回 都をどり 花見小路アーチデザインを村上隆が担当

    総勢約60名の芸妓舞妓たちが魅せる京都の春の風物詩「都をどり」。
    記念すべき150回目の節目を迎える今年は、祇園のメインストリートである花見小路のアーチデザインを村上隆が担当します。村上隆独自の華やかでカラフルなデザインと伝統文化が融合した世界観をぜひお楽しみください。

    会期:2024年4月1日(月)〜4月30日(火)
    詳細情報:都をどり ウェブサイト

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