特集「火薬」 | Minecraft
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特集「火薬」

ドカンといこう!

クリーパーを狩るのは容易いことではありません。近づいてくるところを待ち構えて、素早く攻撃して、怒りの反撃を食らう前に急いで後退します。そして再び前進しては、素早く攻撃して、後ろに下がります。彼らを倒すには、このステップを何度も繰り返す必要があります。あれれ?倒したクリーパーがドロップした灰色の粉の山は何ですか?はい、それはずばり今週の特集アイテム「火薬」です!

 Minecraft は銃が登場しないゲームにしては、かなりの火薬が出てきます。難破船、ダンジョン、砂漠の寺院、森の洋館などといったエリアで発見することが可能です。 Minecraft.net の記事でさえも見つかることがありますよ。最近投稿したガイ・フォークスの火薬陰謀事件(彼はかんしゃく持ちでしたね!)と深い関わりがある建物の記事は読みました?クリーパーはガスト同様、倒すと最大2個の火薬をドロップします。ウィッチにいたっては、最大 6 個の火薬をドロップするぐらい大量に持ち歩いています。

火薬は、Indev バージョン 0.31 で TNT 火薬のクラフト素材として、初めて Minecraft に登場しました。当時は「硫黄」という名前で、どのモブからも獲得できるものでした。そして「火薬」という名前が付いたのは、ベータバージョン 1.3 のことでした。火薬は TNT 火薬をクラフトできるだけでなく、発火剤、ロケット花火、花火の星などを作るのにも使用できます。なお、ロケット花火の火薬量を増やすと、爆発する前の到達する高さが上昇します。たまや~!

バージョン 1.0.0 以降、火薬は投げた相手に効果が発動するスプラッシュ ポーションを作るのにも使えるようになりました。負の効果を与える弱化、鈍化、毒、衰弱、そして負傷のスプラッシュ ポーションも当然便利ですが、味方を治療できるスプラッシュ ポーションも作ることが可能です。他にも、崖上にいる状態で敵から逃げようとするときに役立つ、低速落下のスプラッシュ ポーションなんかも便利です。これを使用すれば、覚悟を決めて飛び降りる際に、メリー・ポピンズのようにゆっくりと落下することが可能となります。

現実世界の火薬は元々「黒色火薬」と呼ばれており、硫黄、木炭、そして硝石といった三種類の化学物質の混合物でした。火薬が発明されたきっかけは、 9 世紀に中国の錬金術師たちが、飲んだ者に不死の力を与える効果のある万能薬を作ろうとしたことでした。しかし出来上がったものには不死の力は宿らず、代わりに可熱性に富んでいたため、「火药」または「火薬」という名が付きました。

最も効果的な火薬は、燃やした際に大量のガスが一気に発生するものです。この際に発生したガスは膨張し、元の容積よりもはるかに大きくなるため、圧力を増加しながら外側へと拡散していきます。花火の場合は、圧力が下方向へと押されるため、上空へと飛んでいくのです。そして銃や大砲の場合は、圧力が弾丸や砲弾を高速で銃身から押し出します。

しかし、火薬は現代においては、武器や爆発物ではあまり使用されていません。なぜならば、ダイナマイト、ニトロ、またはアンホ爆薬のような産業用爆薬といった、より強力な代用品が存在するからです。火薬が花火で使用されている限りは Minecraft に登場しますが、思っているよりも早いうちに変更されるかもしれません。ディズニーランドでは圧縮空気を利用した、従来よりも煙量が少なく、より正確なタイミングで発射できる花火を開発しているそうです。

とりあえず本作においては火薬は健在です。火薬がなくなって、クリーパーたちが絶滅してしまったら、皆さんは悲しんじゃいますよね?えっ?クリーパーが絶滅するのはそんなに悪いことでも無いって?

著者:
Minecraft Japan Staff
公開済み

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