商談会の主催・旅行見本市の出展|JNTO(日本政府観光局)

商談会の主催・旅行見本市の出展

商談 写真

JNTOでは、日本国内と海外の旅行会社等の関係者を対象とした商談会を日本国内と海外で開催しています。海外における訪日旅行商品の新規造成と販売に向けた商談、効果的な意見交換やネットワーク構築の場の提供を主導し、より多様かつ魅力的な訪日旅行商品の造成を支援することを目的としています。
また、地方自治体等と共同で海外の旅行関係者向け見本市や旅行博に出展し、日本全体でさらなる訪日旅行商品の新規造成・販売の機会拡大に取り組んでいます。

事例紹介

VISIT JAPANトラベル&MICEマート

VJTM&VJMM 写真

VISIT JAPANトラベル&MICEマートとは、海外の訪日旅行取扱旅行会社等の担当者と日本全国の観光関係事業者を一堂に集め、 訪日旅行ツアーの造成と販売促進を図るための商談機会の提供とさまざまなインバウンド関連ビジネスを創出するJNTO主催の商談会です。

VISIT JAPANトラベル&MICEマート 2022

東京ビックサイト東展示場をメイン会場とし、2022年9月22日〜24日の日程で「ツーリズムEXPOジャパン」と合同で開催しました。
商談は、20分の商談時間と10分の休憩時間を1セッションとし、参加者相互の希望登録(リクエスト)によって事前に決定した商談スケジュールに基づいて、対面またはオンラインと対面を組み合わせたハイブリット方式で実施。
海外28カ国・地域の訪日旅行取扱旅行会社等250社(※)と、日本国内の地方公共団体やDMO、宿泊施設、旅行会社など約220社による商談が行われました。
(※) うち、MICE関係者 約30社
オンライン参加:中国、香港、台湾など22市場 約200社
会場でのリアル参加:韓国、タイ、シンガポールなど22市場 約50社

商談会では、配付資料のデジタル化の促進やマイボトル持参の呼びかけなどの環境配慮の取り組みを行いました。この他、ツーリズムEXPOジャパンの一環として開催されたテーマ別シンポジウムにおいて「サステナブル・ツーリズム・シンポジウム」を主催し、コロナを経て変化する消費者のトレンドを考慮した訪日インバウンド旅行のあり方について議論しました。また、商談会終了後の9月24日~27日にかけ、会場でリアル参加した海外参加者に対してファムトリップ(国内視察旅行)を実施し、日本各地の観光地魅力の周知と理解促進を行っています。ファムトリップの紹介は、以下よりご覧ください。
旅行会社招請

次回のVJTM&VJMMは2023年10月に大阪での開催を予定しています。

海外主要都市での旅行商談会の主催

VISIT JAPAN Travel Mart 2019-EAST ASIA- 写真1

韓国では、「VISIT JAPAN韓国市場説明会・商談会」をソウル市で開催し、韓国側旅行業界と日本側観光関係施設・地方自治体・広域観光組織等との訪日旅行商談会を実施しました。

2019年6月の開催時は、JNTOソウル事務所長による韓国市場における訪日旅行の現況及び今後の課題についての説明と、韓国市場の最新トレンドを紹介するパネルディスカッションを実施。その後の商談会には訪日旅行商品を扱う韓国の旅行会社やメディア関係者等90団体、日本側自治体や観光関連団体、ホテル・観光関連会社など68団体、計134名が参加し、旅行商品販売・造成に向け、活発な商談や意見交換が行われました。

WTM 写真2

また、訪日旅行の需要が期待されるインドでは、インド国内の主要都市において、旅行会社向け商談会を実施しています。インド国内の現地旅行会社と、日本から参加するインバウンド関係者が商談を行い、将来の訪日旅行商品企画・造成に向けた準備の場を提供しています。

海外における旅行見本市への出展

WTM 写真2

英国・ロンドンで毎年11月に開催されるBtoB国際旅行博「World Travel Market (WTM) 」は、旅行業界関係者約5万人が来場する欧州最大の旅行見本市のひとつで、JNTOでも例年、自治体・観光関連団体等と連携し、ビジット・ジャパンブースを共同出展しています。

2021年は新型コロナウイルス感染症の影響により、現地会場とオンラインによるハイブリット方式での開催となったものの、会場で日本ブース内のフリー商談スペースを英国に拠点を置く日系航空会社や旅行会社に提供するとともに、日本の地方自治体・旅行関係団体らとオンラインでの共同出展を通じて、日本に関する最新情報の発信や業界関係者との商談を実施しました。

関連記事を読む