ノート:金妍兒/練習妨害発言記述案

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練習妨害発言[編集]

2009年3月14日に韓国SBSで放送されたインタビューにおいて、金は「競争相手の選手に試合直前の練習を妨害された」と述べた[1][2]。この時、金は具体的な選手名を挙げていなかった[1][3][4][5]。しかし、SBSは金の練習を妨げたのが「いつも日本人選手だった」というナレーションを挿入し[6]、他の韓国メディアもそれに追随したため[7][8][9][10][11]、韓国では日本選手バッシングが起こった[12]。これらの報道に対し、日本スケート連盟は妨害行為の事実を否定し、金側からの抗議や国際スケート連盟からの警告も受けたことがないと表明するとともに、韓国スケート連盟に事実関係の調査を要請した[13][14][15][16][17][18]。韓国スケート連盟は、金が「特定の国や選手について述べていない」と回答した[19][20]。一連の騒動について、渡部絵美は「練習はジャッジの見ている前でするから妨害するメリットは全く無い。世界選手権が近いのでキム・ヨナ選手も気が立っていたのでしょう」と解説している[21]

脚注[編集]

  1. ^ a b 前田泰広「ライバルが練習妨害 キムヨナ選手主張」『読売新聞』2009年3月15日、第14版、第38面
  2. ^ また、韓国メディアによると、金は「これまで大会のたび、試合直前の公式練習中にジャンプの練習をすると進路を遮られた。特に今回の四大陸選手権では少しひどいという印象を受けた。そこまでしなければいけないのか思うことが多かった。しかしそれに負けたくないし、それに負ければ競技にも少し支障が出るかもしれないので、対処方法を考えている」とも語った(「<フィギュア>キム・ヨナ「日本選手に練習を邪魔された」『中央日報』2009年3月16日更新、2009年3月16日閲覧、「日本スケート界、キム・ヨナの練習妨害発言にピリピリ」『朝鮮日報』2009年3月17日更新、同日閲覧、「フィギュア:ヨナ妨害発言に日本スケート連盟が声明」『朝鮮日報』、2009年3月20日更新、同日閲覧
  3. ^ 「ハーフタイム」『朝日新聞』2009年3月20日、第14版、第23面
  4. ^ 2009年世界フィギュアスケート選手権のためにロサンゼルス入りした後、「特定国の選手のことを言ったわけではない。お互いに競争すると起きる一般的な話をしただけだ。思ったより事態が大きくなったが、あまり気にしていない。練習に支障はない。大会に集中したい」と語っている「피겨 퀸 김연아, 세계선수권 우승 위해 LA 입성」『スポーツ朝鮮』2009年3月22日、同日閲覧
  5. ^ 「ロサンゼルス入りしたキム・ヨナ(3月23日)」 『聯合ニュース』2009年3月23日更新(web魚拓)
  6. ^ SBSの取材担当者は、「『日本人に』というのはSBS側が付け加えたもの」で、「韓国ファンの反日感情を煽り、対決ムードを盛り上げようとした」と語っている(西村幸祐「捏造・改変なんでもあり! やっぱり変わらない韓国メディアの『反日無罪』」『SAPIO』2009年5月27日・6月3日号、@niftyで2009年6月8日配信、同日閲覧)
  7. ^ 「<フィギュア>キム・ヨナ「日本選手に練習を邪魔された」『中央日報』2009年3月16日更新、2009年3月16日閲覧
  8. ^ チョ・ヒョンサム記者「日本スケート界、キム・ヨナの練習妨害発言にピリピリ」『朝鮮日報』2009年3月17更新、同日閲覧(web魚拓)
  9. ^ 「フィギュア:ヨナ妨害発言に日本スケート連盟が声明」『朝鮮日報』、2009年3月20日更新、同日閲覧
  10. ^ 「キム・ヨナ衝撃発言…日本選手が練習妨害」『デイリースポーツオンライン』2009年3月15日更新、2009年3月21日閲覧
  11. ^ また、韓国メディアにおいては、金妍兒のコーチである「ブライアン・オーサーは、日本選手の一人は金妍兒のジャンプの軌道だけを徘徊していると抗議したりした」(김연아 연습방해 논란, 日연맹 한국에 조사 요구(キム・ヨナの練習の邪魔をめぐる議論、日本連盟、韓国に調査要求) 韓国財経新聞 2009年3月19日 (朝鮮語)
    한편, 지난 14일 김연아는 SBS와의 인터뷰에서 최근 대회마다 연습시간에 경쟁선수들로부터 방해를 받았다고 밝혔다.인터뷰 당시 김연아는 "이번 4대륙대회에서 조금 심했다는 느낌을 받아서 그렇게까지 해야할까라는 생각이 많이 들었다"고 말했고, 대회 당시 브라이언 오서 코치는 한 일본 선수가 김연아의 점프 진로에만 배회하고 있다고 항의하기도 했다고 전했다.)「四大陸選手権ではキム・ヨナのコーチのブライアン・オーサーが日本選手がキム・ヨナの進路を徘徊していると主催者に抗議をしていた」(金妍儿赛前练习中曾受到日本选手集中牵制 中央日報中国語版)指导金妍儿练习的Brian Orser教练最近向主办方提出了抗议:“有一位日本选手总是只在金妍儿的练习路线上徘徊。”如果在世界花样滑冰锦标赛上再次出现相同的事情,金妍儿方面将向ISU提出正式抗议。)などとする報道もあった。
  12. ^ 「キム・ヨナ『日本選手が妨害』 韓国で日本大バッシング」『J-CASTニュース』2009年3月17日更新、2009年3月21日閲覧
  13. ^ 「フィギュアスケートに関する一部報道について」『日本スケート連盟ウェブサイト』2009年3月19日更新、2009年3月21日閲覧
  14. ^ F-skating controversy hots up Asada-Kim rivalry フランス通信社 Mar 17, 2009。同記事で、日本スケート連盟フィギュアスケート委員長の伊東秀仁は、「スケート選手は真剣に練習をしており、決して意図的に他人の妨害をすることはない。6人の選手が練習しているのウォーミングアップでぶつかりそうになることは"普通"のことである」とコメントしている。
  15. ^ 「金妍児の練習妨害報道、スケート連盟が韓国に調査要請」『読売新聞』2009年3月19日更新、2009年3月21日閲覧
  16. ^ 「韓国連盟にキム・ヨナの事情聴取を要求…日本スケート連盟」『スポーツ報知』2009年3月20日更新、2009年3月21日閲覧(web魚拓)
  17. ^ 当初、日本スケート連盟は事態を静観する構えを見せていたが、ファンなどから「なぜ(韓国の報道等に)抗議しないのか」などの抗議が殺到したことを受け、声明文の発表に至った(「キム・ヨナ選手妨害を日本側否定 韓国報道にファンの抗議殺到」『47ニュース』2009年3月19日更新、2009年3月21日閲覧、共同通信社配信記事)。
  18. ^ 浅田真央は、報道陣の質問に答えて、故意の妨害を否定した(「真央ちゃんが出発、故意の妨害は明確に否定」『MSN産経ニュース』2009年3月23日更新、同日閲覧)
  19. ^ 「韓国スケート連盟が回答 金ヨナ“妨害”報道で」『産経ニュース』 2009年3月23日更新、同日閲覧(web魚拓)
  20. ^ 「『特定の国でない』と韓国側=金妍児の『妨害』発言は誤解」『時事通信』3月23日更新、同日閲覧(web魚拓)
  21. ^ 『日刊ゲンダイ』2009年3月15日。また、テレビ番組出演時には、「「試合直前の練習は6分間で、最終調整に入りますので神経質になる。ぶつけに行こうかとか、よぎってやろうかなどと、そこまで余裕のある選手はいないと思いますよ」とコメントしている(「キム・ヨナ『日本選手が妨害』 韓国で日本大バッシング」『J-CASTニュース』2009年3月17日更新、2009年3月21日閲覧)