キングギドラ
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キングギドラ(King Ghidorah)は、東宝の「ゴジラシリーズ」をはじめとした特撮怪獣映画に登場する架空の怪獣である。
注釈
- ^ 作品によっては腕や前足の代わりにも用いる。
- ^ 光線を出す怪獣はゴジラ以外では初めて。なお、『フェス・ゴジラ4 オペレーション ジェットジャガー』では、実体化前でも光線を出せることが描写されている。
- ^ 『ゴジラvsキングギドラ』のメカキングギドラや『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』の魏怒羅(千年竜王)は悪役ではなく、人類の敵となるゴジラと戦う存在として描かれている。
- ^ 1975年に「ブルマァク」からダイキャスト製玩具「ジンクロン合金シリーズ」のひとつとして玩具が発売されたことがあるが、腹部を開くとメカが仕込んであるという趣向になっていた。
- ^ 各部を動かさずにただ「立って」いるだけでも、頭(首)各2本(計6本)、翼2本のピアノ線と、その保持要員が必要である。
- ^ 製作段階で行われたCG設計では、作品の世界観に則したとき画面に映る首だけで20キロメートルにおよぶと計算されている[29]。
- ^ 書籍によっては「不明」としている[41]。
- ^ このときの登場シーンは『三大怪獣 地球最大の決戦』と同じく光に包まれて登場する。
- ^ 資料によっては、名称をメカキングギドラ(完全修理)と記載している[61][62]。
- ^ 『ゴジラ対ガイガン』時のものとする説が存在する[73]。
出典
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