アンサングシンデレラ - Wikipedia

アンサングシンデレラ

アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』(アンサングシンデレラ びょういんやくざいし あおいみどり)は、荒井ママレによる日本漫画[1]。医療原案を富野浩充(焼津市立総合病院薬剤科)が担当する[2]。『月刊コミックゼノン』(徳間書店コアミックス)にて、2018年7月号より連載中[1]

アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり
ジャンル 医療漫画
漫画
作者 荒井ママレ(医療原案:富野浩充)
出版社 徳間書店コアミックス
掲載誌 月刊コミックゼノン
レーベル ゼノンコミックス
発表号 2018年7月号 -
巻数 既刊4巻(2020年4月20日現在)
テレビドラマ:アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋
原作 荒井ママレ(医療原案:富野浩充)
『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』
脚本 黒岩勉
演出 田中亮、相沢秀幸
制作 フジテレビ
放送局 フジテレビ系
放送期間 2020年春期(予定) -
話数
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画 テレビドラマ
ポータル 漫画 ドラマ

病院薬剤師の主人公が、自身と薬剤部のメンバーを中心として、医師、看護師、外部の薬剤師などの医療に関わる役割の人物との間に起こる問題に向き合っていく。薬剤師法第24条で義務付けられている疑義照会が主要なテーマであり、それを実践する薬剤師の考えや行動と周囲におよぼす影響に焦点が当てられている。

タイトルにある形容詞のアンサングunsung)とは、日本語で「讃えられない」の意[3]unsung を用いたイディオムには、「縁の下の力持ち」を意味する unsung hero がある[4]

2020年春期に、石原さとみの主演でテレビドラマ化の予定[5]

登場人物編集

萬津総合病院薬剤部編集

葵みどり(あおい みどり)
本作の主人公。
入社2年目の薬剤師。主に小児科を担当。推定年収380万円。
快活で物怖じしない性格。チャームポイントは頭の高い位置にふんわりと大きめに作ったおだんごヘア
優れた味覚(バナンフロモックスを舌で当てる)と嗅覚(インスリン濃度から注射有無を推測)を持つ。
薬剤師の立ち位置と権限を把握しつつ、処方内容に不審点があれば処方箋を出した医師に堂々と疑問点を問い、意見することもある。患者と正面から向き合うことを信念としている。
瀬野
主任薬剤師。5年前に転職してきた。それまで他部署との関わりに消極的で、処方箋に基づいた薬を提供するだけの薬剤部に疑問を抱き、自ら積極的に動くことで改革をもたらした。決して愛想は良くないが実直で堅実な仕事を心掛けている。みどりが目指す「医師や看護師に信頼される”現場に必要な薬剤師”」のひとり。
羽倉
入社1年目の薬剤師。主に整形外科を担当。
みどりからは「ハク」と呼ばれている。マッシュルームカットに大きめの眼鏡を掛けており、あまり表情を変えない。左利き。
刈谷
ベテランの薬剤師。以前は調剤薬局で店長をしていた。生真面目な性格で整理整頓を徹底しており、薬剤部で管理する余剰在庫を最小限に抑え、経費削減の成果を収めている。”鉄の女”の異名を持つ。
相原くるみ
みどりの頼れる同僚薬剤師。
剣持
眼鏡をかけており長身細身の薬剤師。循環器系の薬剤に詳しい。
江林 隆二
がん薬物療法認定薬剤師の資格を持つ。
販田 聡
薬剤部部長。恰幅の良い体形で癒し系。

萬津総合病院職員編集

葉山
内科に所属する医師。ランソプラゾールを処方。
大津
整形外科に所属する医師。古賀の主治医を務める。
久保山
小児科に所属する医師。妻は看護師。
六谷
循環器内科に所属する医師。丸岡の担当医。
畑中
消化器内科に所属する医師。柴崎太一の主治医。
豊中
救急救命部に所属する救急看護師。飄々とした性格で語尾に〜〜が付いた気怠い話し方をする。杓子定規にしか患者を診ない職員に不満があるが、それに当てはまらない瀬野や葵のことを評価している。
伊吹 響子
オペ室看護師長。接遇委員会委員長を兼ねる。定期的な院内の巡視を行う。
松永
葵と同期の看護師。接遇委員会の委員を兼ねる。伊吹を理想としており、それに近づくべく努力する。
小児科に所属する看護師。
成田淳子
臨床心理士。柴崎樹里のメンタルケアを担当する。

患者・患者の家族編集

古賀治朗
67歳男性。植木職人。仕事中に骨折し、整形外科に入院している。病院の廊下で腰の痛みで床に座っていたところ、みどりに脚を蹴飛ばされる。テオドールサルタノールロキソニンなどを服用。
古賀の妻
入院する古賀に寄り添う。夫が早期に復帰しようと焦る様を心配しながら見守っている。
山口
シングルマザー。息子の礼央が小児科で診察を受けている。デザイン会社に時短勤務しており、肩身の狭さを覚えながらも、育児と仕事の両立を目指している。礼央にクラリスロマイシンなどを処方される。
峰田和昭
33歳男性。太った体型で血圧高めのため、降圧剤を日常的に服用している。友人と山登り中に蜂に刺されてアナフィラキシーショックを発症し、救急救命病棟に搬送される。その後、心停止状態に陥る。
渡辺奈央
13歳女性。中学1年生。3年前にI型糖尿病を発症。小児科に入院中。
森本優花
14歳女性。I型糖尿病を発症。小児科に入院中。
新田奏佑
34歳男性。整形外科病棟に入院する。週3回の血液透析を受けている。夜間に営業しているナカノドラッグをかかりつけ薬局としている。
のん
女児。小児科に入院する。フルタイドの吸入管理を受けている。
ユウキ
男児。小児科に入院する。悪戯好きで葵のお団子髪にこっそり旗を刺した。
丸岡はじめ
35歳男性。自宅自室にて狭心症の発作を起こし、救急搬送される。内科に入院するが、病棟満床のため一時的に小児科に移る。漫画家として一発当てることを目指しており、妻は妊娠中。
柴崎樹里
13歳女性。祖父の太一と父との三人家族で実家は食事処。摂食障害で小児科を受診する。
柴崎太一
74歳男性。難治性の胃潰瘍と診断を告げられている。

ナカノドラッグ編集

小野塚綾
ナカノドラッグに勤務する薬剤師。新田の服薬指導を担当する。
薬局薬剤師としての振舞いについて読者から多少の反響があった[6]
須藤拓也
ナカノドラッグに勤務していた薬剤師。小野塚と同日入社。24時間勤務体制に変わったのを機に転職する。
八幡
地域統括マネージャとしてナカノドラッグを管理する。店舗の24時間営業化を主導し、地域ナンバーワン店舗を目指す。

葵の友人編集

黒須祐子
葵の大学同期の友人。製薬会社勤務のMR
柿崎彩乃
葵の大学同期の友人。調剤薬局勤務。
青木千尋
葵の大学同期の友人。ドラッグストア勤務。

過去の人物編集

萬津総合病院産婦人科に所属していた医師。道場の上級医として指導していた。
道場
萬津総合病院産婦人科に所属していた研修医。
倉本靖子
萬津総合病院産婦人科に所属していた助産師。
矢島詩織
29歳女性。萬津総合病院産婦人科に入院していた妊婦。片頭痛を訴えた。カロナールを処方される。

作中に登場する薬剤編集

舞台が病院、主人公が薬剤師である本作の特徴として薬剤名が多数登場する点が挙げられる。
特に薬剤名を知らなくともストーリーの理解に支障はないが、さらに深く読み込む場合の参考として下記に整理する。
話毎に登場する薬剤名
話数 薬剤名
第1話 ランソプラゾールテオドールサルタノールロキソニン
第2話 バナンフロモックスオラペネムデパケンアルファロールカロナールクラリスロマイシンメイアクト
第3話 アドレナリン硫酸アトロピンメイロンラクテックグルカゴン
第4話 ロキソニン、カロナール、クリアミントリプタンマグセント
第5話 インスリンランタストレシーバ
第6話 ビオフェルミンビクシリンビソルボンセフゾン、ロキソニン、ムコスタイソジンガーグルフルマリン
第7話 イーケプラキックリンセフォタキシムブロプレスアダラートエディロール
第8話 フルタイドキックリン
第9話 なし
第10話 バイアスピリンチクロピジンミカムロ
第11話 タミフルラピアクタ麻黄湯
第12話 ファモチジンビーフリードホスリボンビタミンB1エンシュア
第13話 シスプラチンS-1オキサリプラチン
第14話 フルオロウラシルソルデムイメンド
第15話 モルヒネ
※名前だけ登場する薬剤も含む。

取材協力編集

※団体名のみを記載。

書誌情報編集

テレビドラマ編集

アンサング・シンデレラ
病院薬剤師の処方箋
Unsung Cinderella
ジャンル 連続ドラマ
原作 荒井ママレ
(医療原案:富野浩充)
『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』
脚本 黒岩勉
演出 田中亮
相沢秀幸
出演者 石原さとみ
西野七瀬
清原翔
桜井ユキ
井之脇海
金澤美穂
真矢ミキ
迫田孝也
池田鉄洋
でんでん
田中圭
エンディング DREAMS COME TRUE
「YES AND NO」
国・地域   日本
言語 日本語
プロデュース 野田悠介
製作 フジテレビ第一制作室
放送
放送チャンネル フジテレビ系
映像形式 文字多重放送
音声形式 ステレオ放送
放送国・地域   日本
放送期間 2020年春期 - (予定)
放送時間 木曜 22:00 - 22:54
放送枠 木曜劇場
放送分 54分
公式サイト

特記事項:
初回は15分拡大(22:00 - 23:09)。
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アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』(アンサング・シンデレラ びょういんやくざいしのしょほうせん)のタイトルで、2020年春期にフジテレビ系「木曜劇場」で放送予定[7]。主演は石原さとみ[7]。なお、主人公のみどりは原作では2年目であるが、ドラマでは入社8年目の設定となる[7]。主題歌はDREAMS COME TRUEの「YES AND NO」[8]

当初は4月9日スタートの予定であったが、新型コロナウイルスの感染拡大により撮影スケジュールに多大な影響が出たことから、開始が延期となった[9]。これにより、『グッド・ドクター』の再放送を実施[10]

キャスト編集

萬津総合病院薬剤部編集

葵みどり
演 - 石原さとみ
相原くるみ
演 - 西野七瀬[11]
刈谷奈緒子
演 - 桜井ユキ[11]
羽倉龍之介
演 - 井之脇海[11]
工藤虹子
演 - 金澤美穂[11]
販田聡子
演 - 真矢ミキ[12]
七尾拓
演 - 池田鉄洋[12]
荒神寛治
演 - でんでん[12]
瀬野章吾
演 - 田中圭[13][14]

ナカノドラッグ編集

小野塚綾
演 - 清原翔[11]

萬津総合病院職員編集

豊中瑠衣
演 - 臼田あさ美[15]
久保山竜也
演 - 六角慎司 [15]

外来患者編集

辰川秀三
演 - 迫田孝也[12]

入院患者編集

簑島心春
演 - 穂志もえか[15]

ゲスト編集

第1話
道場健太郎
演 - 前原滉
渡辺奈央(I型糖尿病で入院中の患者)
演 - 安藤美優[16]
森本優花(I型糖尿病で入院中の患者)
演 - 永瀬莉子[16]
矢島詩織(切迫流産の疑いで入院中の患者)
演 - 西原亜希
林雅樹(萬津総合病院産婦人科医)
演 - 飯田基祐

スタッフ編集

放送日程編集

話数 放送日 サブタイトル 演出 視聴率
第1話 未定
(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム)
フジテレビ 木曜劇場
前番組 番組名 次番組
アライブ がん専門医のカルテ
(2020年1月9日 - 3月19日)
アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋
(2020年春期 - 【予定】)
-

脚注編集

[脚注の使い方]
  1. ^ a b “薬剤師っていらなくない?荒井ママレの医療作品「アンサングシンデレラ」新連載”. コミックナタリー (ナターシャ). (2018年5月25日). https://natalie.mu/comic/news/283704 2020年2月5日閲覧。 
  2. ^ 理想の薬剤師、漫画に描く〜富野浩充氏(焼津市立総合病院薬剤科)”. 薬剤師のエナジーチャージ 薬+読. マイナビ. 2020年2月5日閲覧。
  3. ^ 「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」第①巻 大好評発売中!!”. コミックゼノン (2018年11月30日). 2019年6月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月10日閲覧。
  4. ^ unsungの意味 - 英和辞典 - コトバンク”. 2019年9月10日閲覧。
  5. ^ “石原さとみが病院薬剤師演じるドラマ「アンサング・シンデレラ」4月にスタート”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2020年2月5日). https://natalie.mu/eiga/news/365876 2020年2月5日閲覧。 
  6. ^ アンサングシンデレラ 第6話 医療原案メモ(富野浩充ブログ)” (2019年5月18日). 2019年6月2日閲覧。
  7. ^ a b c “石原さとみ、病院薬剤師に 4月期「アンサング・シンデレラ」で4年半ぶりフジ連ドラ出演”. シネマトゥデイ. (2020年2月5日). https://www.cinematoday.jp/news/N0113906 2020年2月5日閲覧。 
  8. ^ ドリカム、7年ぶりフジ連ドラ歌う…石原さとみ主演「アンサング・シンデレラ」”. スポーツ報知 (2020年3月19日). 2020年3月19日閲覧。
  9. ^ "石原さとみ主演『アンサング・シンデレラ』初回放送延期 『グッド・ドクター』再放送". ORICON NEWS. オリコン. 2020-04-07. 2020年4月7日閲覧
  10. ^ https://www.dailyshincho.jp/article/2020/04171101/?all=1
  11. ^ a b c d e “石原さとみ主演の薬剤師ドラマに西野七瀬、清原翔、桜井ユキ、井之脇海、金澤美穂”. 映画ナタリー (株式会社ナターシャ). (2020年2月26日). https://natalie.mu/eiga/news/368610 2020年2月26日閲覧。 
  12. ^ a b c d “「アンサング・シンデレラ」石原さとみを取り巻く人々に真矢ミキ、でんでんら”. 映画ナタリー (株式会社ナターシャ). (2020年3月5日). https://natalie.mu/eiga/news/369751 2020年3月5日閲覧。 
  13. ^ “田中圭 連ドラ引っ張りだこ 19年4月「あなたの番です」から5期6作 4月期2作掛け持ち”. スポーツ報知. (2020年3月12日). https://hochi.news/articles/20200311-OHT1T50320.html 2020年3月12日閲覧。 
  14. ^ “ドラマ「アンサング・シンデレラ」田中圭が石原さとみ演じる主人公の先輩薬剤師に”. コミックナタリー (株式会社ナターシャ). (2020年3月12日). https://natalie.mu/comic/news/370790 2020年3月12日閲覧。 
  15. ^ a b c “石原さとみ主演『アンサング・シンデレラ』に穂志もえか出演 準レギュラーに臼田あさ美、六角慎司”. Real Sound (株式会社blueprint). (2020年3月31日). https://realsound.jp/movie/2020/03/post-531034.html 2020年3月31日閲覧。 
  16. ^ a b “ドラマ「アンサング・シンデレラ」初回に安藤美優と永瀬莉子、260人から役射止める”. 映画ナタリー (株式会社ナターシャ). (2020年3月31日). https://natalie.mu/eiga/news/373418 2020年3月31日閲覧。 
  17. ^ “DREAMS COME TRUEが石原さとみ主演ドラマ「アンサング・シンデレラ」主題歌担当”. 映画ナタリー (株式会社ナターシャ). (2020年3月19日). https://natalie.mu/music/news/371807 2020年3月19日閲覧。 

外部リンク編集