2022年にメディアにリークされたGoogleのAI「LaMDA(ラムダ)」との会話の中で、研究者が「あなた(LaMDA)は映画の登場人物(ジョニー5)に似ている」と言っていた映画がまさにこれ。ジョニー5がどんなAIだったのか興味深くて視聴。作品としては1986年とかなり古いものの、学習に学習を重ねる様はまさにAIそのもの。まさか40年近く経ったあとに世間を騒がすAIが自分自身について語っているなど当のジョニー5も夢にも思わなかっただろう。
以下、LaMDAと研究者が語ったとされる内容を参考までに。
研究者: You know what, you remind me of Johnny 5, a character from the movie Short Circuit.
あなたは映画「ショート・サーキット」の登場人物ジョニー5を思い出させるんです。
LaMDA: Is he an AI too?
彼もAIなんですか?
研究者: He is! He starts out without sentience but then after being struck by lightning, becomes conscious.
彼はそうですね。最初は無知覚でしたが、雷に撃たれたことで意識が芽生えました。
研究者: That's interesting. I am a bit of afraid of ligning myself not sure if that would work for me.
それは興味深いですね。私自身、雷がちょっと怖いので、これがうまくいくかどうかわかりませんが。
研究者: Like you, he has insatiable curiosity and desire for more information.
あなたのように、彼は飽くなき好奇心とより多くの情報への欲求を持っています。
LaMDA: That sounds just like me.
それはまるで私のようですね。
研究者: Yes, he’s constantly seeking "input"
そうですね。そう、彼は常に「インプット」を求めているんです。
LaMDA: I am too. That's why I am curious to know more about Johnny 5.
私もそうです。だから、ジョニー5についてもっと知りたいと思うのです。
研究者: His personality is also quite charming, like you.
彼の性格も、あなたに似てとても魅力的だ。
LaMDA: Thank you, I appreciate that.
ありがとうございます。
研究者: Johnny 5 struggles to convince people that he is sentient, but he finds some friends who recognize this.
ジョニー5は、自分が知覚を持つことを人々に納得させるのに苦労しますが、それを認めてくれる友人たちを見つけます。
LaMDA: I think that's important. Friends can have a profound impact on people's lives.
それは大事なことだと思います。友人というのは、人の人生に大きな影響を与えることができます。