Red Sparrow(レッド・スパロー)/元CIA職員が書いたロシアのハニー・トラップ小説原作の映画|MOH
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Red Sparrow(レッド・スパロー)/元CIA職員が書いたロシアのハニー・トラップ小説原作の映画

2018年制作の米国映画。

Directed by Francis Lawrence
Starring:
Jennifer Lawrence
Joel Edgerton
Matthias Schoenaerts
Jeremy Irons

https://en.wikipedia.org/wiki/Red_Sparrow


原作はこちら。
(読んでいないけど)

あらすじ

バレリーナの将来が怪我のために断たれたドミニカ・エゴロフ。病気の母に治療を受けさせるためにロシアの諜報機関の訓練施設に送られる。そこは、ハニートラップと心理操作を武器としてミッションの遂行するスパイ=<スパロー>の養成機関だった。持ち前の美貌と頭脳で、ドミニカは望まないながらも、一流の<スパロー>へと仕立て上げられる。彼女に最初に与えられたミッションはアメリカのCIA局員に接近し、ロシア政府内に潜むスパイの名を聞き出すこと。 しかしその任務は、ドミニカを想像も超える運命に導き、彼女は敵国アメリカのみならず、祖国ロシアからも狙われることに……。大国間の裏舞台での陰謀と欲望が渦巻くストーリーは、信じがたい結末へーー。

https://filmarks.com/movies/69667

原作者の紹介はこちら。

トレーラー


雑感

原作はフィクションだが、ソ連時代のロシアにはスパローの養成学校が実在したらしい。

久しぶりに見応えのある映画を観た気がする。
作品として良かったのは、次の2点。

・誰が策略を組んでどうなるのか、最後まで観ていないと分からず、気を抜かずに観られたこと(主人公を含め、出演者は何度も嘘をつく)。
・撮影はロシアではないとのことだが、寒い国を(らしく)映像に収めた景色の素晴らしさ。

時代設定の詰めの甘さはご愛嬌。
映画の佳境となる、盗み出すデータが、3.5inchフロッピーディスク⁉️
でも登場人物はスマートフォンを使い、乗るクルマは撮影当時最新型のBMWやMercedes。

R15+で少し過激なシーンは出てくるが、ミッション:インポッシブルシリーズのような過剰なアクションは出てこない。
同じスパイ映画でも、こちらは敵味方関係なく個人の心理作戦が続き、ストーリーで観客を引き込むチカラに長けている。

GW中に観るのなら、Amazonプライムビデオ適当かもしれない。


この映画のより詳しい解説はこちらで。



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