ウェストミンスター寺院 - ウェストミンスター寺院の概要 - わかりやすく解説 Weblio辞書

ウェストミンスター寺院 ウェストミンスター寺院の概要

ウェストミンスター寺院

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/10 03:45 UTC 版)

ウェストミンスター宮殿、ならびに聖マーガレット教会を含むウェストミンスター寺院
イギリス
ウェストミンスター寺院の西側ファサード
英名 Palace of Westminster and Westminster Abbey including Saint Margaret’s Church
仏名 Palais de Westminster et l'abbaye de Westminster incluant l'église Sainte-Marguerite
面積 10.26 ha
登録区分 文化遺産
登録基準 (1), (2), (4)
登録年 1987年
備考 2008年に軽微な変更。
公式サイト 世界遺産センター(英語)
使用方法表示

ウィリアム1世以来、エドワード5世エドワード8世を除くすべてのイギリスの歴代王が、「エドワード懺悔王の礼拝室」で戴冠式を行っている[1]。この部屋にはかつてスコットランドから持ち帰られた、スコットランド王権を象徴するスクーンの石が嵌めこまれた戴冠式用の玉座があったが、スクーンの石は1996年にスコットランドに返還された。

イギリス中世の大規模なゴシック建築でもある。11世紀にエドワード懺悔王が建設し、1066年以降、英国国王の戴冠式が行われている。1245年、ヘンリー3世により、フランスの建築家を招き、フランスのゴシック建築にならって改装を始めた。14世紀末までにおおよそ完成するが、墓所の増築や西側正面部分、塔など20世紀に至るまで長期間にわたり、時代によってさまざまな様式で増改築されている。

1987年ユネスコ世界遺産(文化遺産)に登録された。

ウェストミンスター修道院とも呼ばれる。


  1. ^ ユネスコ世界遺産センター監修 『ユネスコ世界遺産 8 西ヨーロッパ』講談社、1996年。ISBN 4062547082 pp.100-111.
  2. ^ INC, SANKEI DIGITAL (2018年4月1日). “英でホーキング博士葬儀 友人や同僚、多数の市民” (日本語). 産経ニュース. 2019年2月11日閲覧。
  3. ^ ワシントン・アーヴィング 1818.


「ウェストミンスター寺院」の続きの解説一覧




ウェストミンスター寺院と同じ種類の言葉


固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ウェストミンスター寺院」の関連用語

ウェストミンスター寺院のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ウェストミンスター寺院のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのウェストミンスター寺院 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS