R.I.P... David Sanborn : 春ときどき日記&音楽 ~ 週末ブログ

R.I.P... David Sanborn

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訃報の記事が続いてしまいますが・・・
David Sanbornが5月12日、78歳で亡くなりました。

David Sanbornは、フュージョン系のサックス奏者ということになるのでしょうけど、70年代のロック、とりわけシンガーソングライター系のアーティストのアルバムでも引っ張りだこだったので、とてもなじみ深い人です。

一番最初に聴いた彼のリーダー・アルバムは、記憶が正しければたぶん「Hideaway」(1980)だったと思います。
某オーディオ雑誌で、このアルバムが紹介されていて、編集者と野口五郎がDavid Sanbornについて対談していたのを読んで、買ってみたんだと思います。
因みに野口五郎はギターが上手でフュージョンも好きなようです。
最初このアルバムを聴いたときは、それほどいいとは思わなかった気がしますが、何度も聴いているうちに聴き馴染んで、結構好んで聴くようになりました。

暫くして、店頭で「strait to the heart」というスタジオ・ライブの映像を見て(かなりスタイリッシュな撮り方のビデオです)、こりゃいいと思い、当時レーザーディスク・プレイヤーを持っていなかったのに、そのレーザー・ディスクを買ったのを今でも覚えています(レーザーディスク・プレイヤーはその後無事入手しました)。
音楽がすごく良かったので、並行してレコードでも買いました。写真はレコードです。当時大阪の「LPコーナー」というレコード屋さんで買ったのですが、このお店はジャケットに保護ビニールを巻いてくれていました。なので、左下にLPコーナーのロゴがあります。懐かしいなあ・・・
しかしレーサーディスク・プレイヤーという代物はよく壊れるので何度か買い直しましたが、今ではもうレーザーディスクは観れなくてディスクも処分せざるを得ませんでした。

その後、何枚かDavid SanbornのCDを購入したのですが、自分の中で「strait to the heart」を超えるものはなく、いつの間にかあまり聴かなくなっていました。
今日は久しぶりに「Hideaway」を聴きました。懐かしいのだけど不思議と新鮮に聴こえます。「strait to the heart」もCDで買い直そうかな。

70年代に親しんだ音楽とミュージシャン、自分の中では今も昔と変わらないけど、月日は50年流れているのですね。
ご冥福をお祈りします。

by harutokidoki | 2024-05-14 19:02 | 音楽(いろいろ) | Comments(0)