英国市場動向トピックス2024年1〜2月|JNTO(日本政府観光局)
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英国市場動向トピックス2024年1〜2月

英国市場動向トピックス2024年1〜2月

1-2月の市場動向トピックス

  • 2024年1月の訪日英国人数は、対2019年同月比8.1%減の19,800人であった。
  • 2024年2月の訪日英国人数は、対2019年同月比10%増の25,900人であった。
  • 能登半島地震発生直後にキャンセルが一定程度発生したためか1月の訪日旅行客数は2019年同月比でやや落ちたが、2月は能登半島地震の影響はほぼなくなり、うるう年やスキー需要の高まりが今回の大幅な増加に寄与したと考えられる。

1-2月の主なプロモーション活動

Facebook投稿の様子 写真

Facebook投稿の様子

商談会の様子 写真

商談会の様子

北陸エリアのプロモーション

 ロンドン事務所では2月以降北陸エリアのプロモーションを強化している。事務所の公式SNSアカウント(Facebook https://www.facebook.com/visitjapanuk/ およびInstagram https://www.instagram.com/visitjapan_uk/)では北陸に関連する内容を計20件投稿し、立山連峰に関する投稿では、リーチ数4万5,000以上、エンゲージメント数5,300以上を記録した。また、新たに新潟県、富山県、石川県、及び福井県の観光の魅力について紹介するブログ記事を作成し、事務所の公式ウェブサイト(https://www.japan.travel/en/uk/)上に掲載するとともに、その内容を一般消費者向けのニュースレターで紹介した。さらに、メディア向けには北陸新幹線の金沢~敦賀駅間開業を控え、その沿線の観光の魅力について紹介したニュースレターを発出した。

PATA Exchangeへの参加

 2月29日に英国・ロンドンで開催されたPATA(Pacific Asia Travel Association) Exchangeへ参加した。このイベントは、英国、アイルランドに拠点を置くツアーオペレーター、ホールセラー、旅行会社において商品造成、およびホテルや航空会社と契約を決定する判断や権限を持つ約60人が参加するもので、商談した参加者からは、「訪日旅行商品の売れ行きは非常に順調」、また「訪日旅行への高い需要を受けてDMCの新規開拓をしている」という声が多く聞かれた。今回参加した旅行会社の多くは、訪日旅行商品を有しているものの、その多くはゴールデンルートにとどまっている。地方誘客のさらなる促進のために、旅行会社への周遊ルートの提案や、ニュースレターを活用した地方の魅力発信を行っていく。