フードファイター小林尊 世界の見る目変えたホットドッグ早食い「開始4分で世界記録を塗り替えた」

フードファイター小林尊 世界の見る目変えたホットドッグ早食い「開始4分で世界記録を塗り替えた」

 フードファイターの小林尊(45)が、27日放送のTBS系バラエティー特番「まさかの一丁目一番地」(後8・00)に出演し、近況や米国での大食い活動について語った。

 さまざまなジャンルの先駆者、元祖(一丁目一番地)について調査し、ルーツをたどる特番。大食い番組の歴史をひもとく中で、出てきたのが小林の名前。7月4日に米国で行われる恒例のホットドッグ食い選手権では、2001年から6連覇を果たすなど、世界的に有名になった。米国でプロのフードファイターとして活躍し、当時の年収は1億円を超えていたという。

 そんな小林は米国を拠点にしていたはずだが、番組の取材では京都にいた。新型コロナウイルスの影響で大会が激減したこともあり、妻の仕事の都合もあってこのことだという。

 番組では、小林の大食いトレーニングも紹介した。1ガロン(約3・8リットル)入りの水のボトルを飲みきるという。「これを大会直前になると3本行くんです。時間が90秒」。驚きの鍛錬法に、MCの「極楽とんぼ」加藤浩次は「すげえ!」と絶叫し、女優の本田望結は「怖い怖い怖い…」と心配そうに映像を見詰めていた。

 米国でのホットドッグ早食い選手権では、その線の細さから、他の挑戦者から嘲笑の的になったという。「“お前の2本の足は俺の片腕より細い”って」。ところが、その常軌を逸した食べっぷりで、周囲を認めさせたという。「食べてる瞬間に(態度が)変わっちゃって。僕まったくノーマークで、誰にも興味を持たれなくて、最初のプレスも来なくて、何のインタビューもされなかったんですけど、開始4分で世界記録を塗り替えた」と回想した。

 大会では食べた個数がプレートに表示されるが、「世界記録より上のものが用意されてなくて、手書きになったんです」と明かし、笑わせた。

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