マレーシア市場動向トピックス2022年1~2月|JNTO(日本政府観光局)
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マレーシア市場動向トピックス2022年1~2月

マレーシア市場動向トピックス2022年1~2月

1-2月の市場動向トピックス

  • 2022年1月の訪日マレーシア人数は、対2019年同月比99.4%減の200人であった。
  • 2022年2月の訪日マレーシア人数は、対2019年同月比99.7%減の100人であった。
  • COVID-19の拡大により、日本政府による上陸拒否、検疫強化(検査等)、査証の効力停止等の対象となっている。2021年10月11日以降、ワクチン接種完了者のマレーシアから日本への渡航が許可されている。自国民の日本からの入国については、陰性証明書の提出、入国時のPCR検査、政府指定施設での10日間の隔離及び隔離施設退出2日前のPCR検査等が義務付けられている。ワクチン接種完了者は隔離期間が7日間(ブースター接種済者は5日間)に短縮され、条件を満たせば指定施設に代えて自宅隔離が可能になっている。

1-2月の主なプロモーション活動

1月19日、ペナンやジョホールバルなど地方都市の旅行会社を対象としたオンライン訪日旅行セミナー・商談会を開催し、日本側セラー24団体、マレーシア側バイヤー24団体が参加した。商談会では、現地旅行会社への日本の最新情報の提供やウィズ/アフターコロナにおける取組の紹介、ネットワークの維持・構築などが行われ、将来の訪日旅行再開に向けた場の提供ができた。

上質さ、伝統、美しい風景、季節の食を中心とした東北6県の多様性溢れる観光魅力をアピールすることを目的として、「東北エリアにおける24時間」というテーマでモデルコースを紹介するウェブページを制作した。また、同ページにおいて、マレーシアにおいてまだ知られていない側面から東北地方の魅力を伝えるオンラインキャンペーンを1月15日から3月3日にかけて実施し、700名以上の参加があった。
TOHOKU24ページ: https://www.japan.travel/en/my/tohoku24/

将来の訪日を呼びかける「ReadyGoJapan!」をテーマに特設ページを作成し、マレーシアでも人気のある各都道府県マスコットキャラクターを活用して日本全国の観光情報の発信をした。また、同ページにおいて、一般消費者向けオンラインキャンペーンを1月21日から2月20日にかけて実施した。マスコットキャラクターを活用したミニゲームを通じて、より親近感が持てる形式で各地域への興味関心を喚起することを目指したもので、2,800名以上の参加があった。
Ready Go Japan!キャンペーンページ: https://ready-go-japan.my/

将来の訪日旅行の再開に向け、在マレーシアの旅行会社は日本のコロナ感染対策やウィズコロナに対応した新しい観光コンテンツに関する情報収集を進めている。これに資するよう、マレーシアの旅行業界への情報発信強化及び将来の訪日旅行商品等の造成・販売支援を目的として、BtoB向け情報を集約した「旅行業界向け情報発信ページ」を2月に新設した。同ページでは、JNTOからの発信情報に加え、マレーシアからの誘客に取り組む日本側セラー情報を募集し、情報発信している。
BtoB向けページ:https://www.japan.travel/en/my/travel-trade/

旅行業界向け情報発信ページを開設

都道府県のマスコットキャラクターを活用した消費者キャンペーンの実施

「東北エリアにおける24時間」を切り口に東北の魅力を訴求