これは何がヘルツォーなんだろうと思っていたが、ふとした瞬間に漏れる彼の自然への眼差しが紛れもなくアギーレでフィツカラルドでコブラベルデで、そこに通ずるありのままある迫力や危険や美しさや不可思議、それ…
>>続きを読む序盤はいかにも動物系ドキュメンタリーという感じで「ああ、ネットで見かけるヒグマ同士の喧嘩動画ってこれだったのね~」なんて気を抜いて観ていたが、ティモシー・トレッドウェルの半生が語られるようになってか…
>>続きを読む彼は自分が林の中に分け入るシーンを三脚を置いてワンオペで撮影している。男の姿が木々の中に消える。しばらくすると戻って来てやり直すのだが、この間の誰も映ってない、葉が風で揺れてるだけの風景が美しい。皮…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
熊同士の闘いのシーン興奮した
トレッドウェルは結局人間との交流を求めていたのかもしれない。彼は熊に名前をつけ擬人化している。「ぼくは熊の言語がわかるんだ」というが、本当に分かっているか確かめる術は…
グリズリーの保護活動を行っていたティモシーとその彼女エイミーは、グリズリーによって無惨に殺される。
彼らは何故グリズリーの身近に生きて、彼らを守ろうとしたのか。彼らが殺されてしまったのは自業自得なの…
クマの生態系をガン無視して野生動物をペットとして扱っている
クマを信仰していたと言ってる人がいたけどまさにそれが的確だと思った
クマにはそういう力があると私も思う
自閉症らしさや躁鬱気質も感じず…
これは凄い。こんなヘルツォーク好みの人間がいたのか。合成を疑うような冒頭に始まり、その後も異常にクマに接近したショットが続く。顛末を知っているが故に緊張感と皮肉が混合する。時に冷徹なナレーションと画…
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