商品画像 | 佐藤製薬 |
佐藤製薬 |
グラクソ・スミスクライン |
大正製薬 |
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商品名 | アラセナS 2g | アラセナSクリーム | アクチビア軟膏 2g | ヘルペシアクリーム 2g |
特徴 | 医療用と同成分配合 | クリームタイプで塗りやすい再発治療薬 | 口唇ヘルペスを起こすウイルスに直接作用 | 口唇ヘルペスの再発治療薬 |
最安値
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目次
口唇ヘルペス(単純疱疹)は完治しない?
単純疱疹は何度も再発を起こすことが知られています。疲れやストレスが溜まった時、風邪などの病気で消耗している時などに再発しやすいです。
一度感染した単純ヘルペスウイルスは神経の細胞の中に潜んでしまい、完全に倒すことができません。そのため、免疫が弱った時に活発になり、皮膚に疱疹を作ってしまうというわけです。
単純疱疹と帯状疱疹2つのヘルペスの違い
この2つには共通点も多いため、混同されてしまうことがあります。
帯状疱疹は単純疱疹とは異なり、帯状の広い範囲に症状が現れます。帯状疱疹の場合、発赤や水疱に加え、個人差はありますが、痛みが強く現れる場合が多いです。
同じヘルペスでも原因となるウイルスが違う
単純疱疹も帯状疱疹もヘルペスウイルスの仲間(αヘルペスウイルス亜科)により引き起こされる病気であるため、「ヘルペス」と呼ばれていますが、口唇ヘルペス(単純疱疹)と帯状疱疹では原因となるヘルペスウイルスの種類が異なる別の病気です。
単純疱疹の原因となるのは「単純ヘルペスウイルス」でしたが、帯状疱疹の原因となるのは「水痘・帯状疱疹ウイルス」と呼ばれるウイルスです。名前からわかるかもしれませんが、水痘、いわゆる水疱瘡(みずぼうそう)の原因となるウイルスです。
ウイルスとして似た性質を持つため治療にも同じ薬が使用されますが、使用方法が異なるので注意が必要です。
口唇ヘルペスに効果がある市販薬
1つはアシクロビル、もう1つはビダラビンです。どちらの成分もウイルスが感染した細胞内でウイルスの増殖を抑える効果を持ちます。
医療用、市販のどちらも存在しますが、市販のものは単純疱疹の「再発」にしか使用できないので注意が必要です。
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医療用と同成分配合
有効成分に「ビダラビン」を配合したOTC医薬品で、医療用で使用されている「アラセナ-A軟膏3%」と同じ濃度の有効成分を配合しています。基剤にワセリンを使用し、患部をやさしく保護します。
分類 | 第1類医薬品 |
有効成分 | ビダラビン |
タイプ | 軟膏 |
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クリームタイプで塗りやすい再発治療薬
抗ヘルペスウイルス成分ビダラビンを含有する口唇ヘルペスの再発治療薬です。
口唇やそのまわりにピリピリ、チクチクなどの違和感をおぼえたら、すぐに塗布することをおすすめします。クリームタイプで塗りやすいタイプです。
分類 | 第1類医薬品 |
有効成分 | ビダラビン |
タイプ | クリーム |
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口唇ヘルペスを起こすウイルスに直接作用
抗ウイルス成分アシクロビルを含有する口唇ヘルペスの再発治療薬です。アシクロビルは口唇ヘルペスを起こすウイルスに直接作用し、症状を改善します。
ピリピリ、チクチクなどの違和感をおぼえたら、すぐに塗布することをおすすめします。
分類 | 第1類医薬品 |
有効成分 | アシクロビル |
タイプ | 軟膏 |
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口唇ヘルペスの再発治療薬
抗ウイルス薬であるアシクロビルを配合し、口唇ヘルペス再発患者を対象とした治療薬です。
アシクロビルは、ヘルペスウイルスの増殖を抑制し、再発した口唇ヘルペスを治療する、副作用が少ないといわれている抗ウイルス薬です。
分類 | 第1類医薬品 |
有効成分 | アシクロビル |
タイプ | クリーム |
【比較一覧表】おすすめの市販薬
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市販の塗り薬が再発にしか使用できない理由
口唇ヘルペスに対する塗り薬は、医療用のものと市販用のもので含まれる成分や量は同じです。ただし、市販のものは「口唇ヘルペスの再発(過去に医師の診断・治療を受けた方に限る)」にしか使用できなくなっています。
単純疱疹は様々な皮膚疾患の中でも、比較的症状が特徴的なものではありますが、似た症状の異なる病気も存在します。自己判断で口唇ヘルペス用の薬を使用して間違っていた場合、症状が悪化するまで正しい治療ができなくなってしまう可能性があります。
また、単純疱疹ウイルスの初回感染の場合、症状がひどくなることが多く、塗り薬による治療では効果が不十分になってしまう可能性もあります。このような理由から医師の診察を必要としない市販の塗り薬では、再発(過去に医師の診断・治療を受けた方)のみが使用可能ということになっています。
処方薬・口唇ヘルペスの治療に使われる飲み薬(抗ヘルペスウイルス薬)
ヘルペスウイルスの増殖を抑える効果を持つ薬を抗ヘルペスウイルス薬と言います。塗り薬のみで治療を行うこともありますが、症状がひどくなりやすい初回感染や、中等度以上の症状が出てしまった場合は飲み薬を使用することが多いです。
口唇ヘルペス(単純疱疹)と帯状疱疹は同じヘルペスウイルスの仲間が原因となるため、同じ薬が治療に使われますが、飲み方(用法)や飲む量(用量)が異なります。
今回の記事ではあくまでも単純疱疹に対する使い方をまとめていきます。帯状疱疹の治療薬については別の機会があればまとめたいと思います。
ゾビラックス®錠/顆粒
ゾビラックス®はアシクロビルという物質を成分とする薬で、抗ヘルペスウイルス薬の中でも最も古くから使用されています。
ただ、ゾビラックス®は1日あたりの服用回数が多いことが知られています。小児は1日4回となっていますが、成人(15歳以上)の場合、1日5回も飲まないといけません。
実際の飲み方としては、生活スタイルにもよりますが、「朝食後、昼食後、15時、夕食後、寝る前」のような特殊な飲み方になります。面倒臭いと思うかもしれませんが、アシクロビルは体内への吸収効率が悪く、このような飲み方をしないと十分にウイルスを倒せるだけの量を体内に取り込むことができません。
<アシクロビルの働き>
アシクロビルは単純疱疹ウイルスに感染した細胞の中でアシクロビル三リン酸(ACV-TP)という物質に変換されます。この物質はウイルスのDNAに取り込まれることで、ウイルスのDNA合成を阻害し、ウイルスの増殖を抑えます。
増殖したウイルスを倒すのではなく、あくまでもウイルスの増殖を抑える働きとなっているので、ウイルスが増え切ってしまう前に服用することが大切です。そのため、できるだけ早い時期に投与を開始することが推奨されています。
バルトレックス®錠/顆粒
バルトレックス®はバラシクロビル塩酸塩という物質を有効成分とする薬で、現在、抗ヘルペスウイルス薬の中で最もよく使用される成分です。
ゾビラックス®よりも飲む回数が少なくてもいいのが最大の特徴で、1日2回の服用で効果を発揮(体重10kg未満の小児の場合は1日3回の服用が必要)します。ただ、錠剤はかなり大きいので飲み込みにくいのが欠点です。
<バラシクロビルはアシクロビルの吸収を改善したプロドラッグ>
バルトレックス®はゾビラックス®を改良して作った薬剤で、最大の特徴はアシクロビルに比べて飲む回数が少なくてすむということです。バルトレックス®の成分であるバラシクロビルはゾビラックス®の成分であるアシクロビルにL-バリンというアミノ酸の一種を結合させたものです。
この違いにより、バラシクロビルは効率よく体内に吸収され、吸収された後、肝臓で代謝を受け、アシクロビルとなって効果を発揮します。
このように、体内で変換されてから効果を発揮する薬をプロドラッグと言います。バラシクロビルはアシクロビルの吸収の悪さを改善する目的で作られたプロドラッグということになります。
ファムビル®錠
ファムビル®はファムシクロビルという物質を有効成分とする薬で、抗ヘルペスウイルス薬の中では最も新しい薬になります。
ファムビル®は1日3回の服用で効果を発揮することが可能です。
ファムビル®の成分であるファムシクロビルの作用はアシクロビルやバラシクロビルに類似したものです。ゾビラックス®に比べて服用回数が少なくて済むこと、バルトレックス®よりも錠剤が小さめで飲みやすいことがメリットとして挙げられます。
※2017年にアメナリーフ®錠 (成分:アメナメビル)というこれまでの薬とは異なる働きでヘルペスウイルスの増殖を抑制する薬が発売されていますが、現在のところ(2020年4月)は帯状疱疹に対する保険適用しか取得しておらず、単純疱疹に使用することはできません。
抗ヘルペスウイルス薬服用の注意点
口唇ヘルペス(単純疱疹)の治療に使用する量は帯状疱疹に使用する量よりも少なく設定されていることもあり、副作用はそれほど多くはありませんが、頭痛や腹痛、下痢や眠気が出ることがあります。
効果を発揮した後、腎臓から排出される薬剤なので、腎機能が低下している人や高齢者では薬が体に溜まりやすくなっている場合があります。服用中は水分を多めに摂ることで尿中への排泄を促し、体の中に薬が溜まってしまうことを防ぐことが可能です。
抗ヘルペスウイルス薬は口唇ヘルペスの原因となる単純疱疹ウイルスを倒すのではなく、あくまでも増殖を抑えることで単純疱疹の悪化を防ぎ、回復を早める薬です。ですので、ウイルスが増殖しきっていない、可能な限り早めの段階で服薬を開始することが大切です。
また、単純疱疹の治療に用いる場合は3剤とも基本的には5日間の服用となっています。
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口唇ヘルペスに関するQ&A
口唇ヘルペスに関してでよくいただく質問についてお答えしていきます。
Q&A①:リンデロンなどのステロイド軟膏を使う事はできますか?
Q&A②:菌を殺すというゲンタシンという軟膏を使う事はできますか?
ゲンタシン軟膏を使用する事で口唇ヘルペスの症状が悪化する可能性もあります。
Q&A③:口唇ヘルペスの塗り薬の買い方にはどのような方法がありますか?
対面であれば、いくつかの確認事項を確認された後、問題がなければ購入ができます。
インターネットを介しての購入も可能ですが、チェックシートなどをクリックしたり、電話がかかってきたり、メールなどで対面と同じようにいくつかの項目を確認されます。
Q&A④:病院にいく時間がないときは市販の塗り薬で対応していいですか?
繰り返しの口唇ヘルペスの場合でいつも以上にひどくないという事であれば、市販の塗り薬で対応可能です。
今までに口唇ヘルペスと診断・治療を受けた事がない人は市販薬は使用せず、病院を受診してください。
Q&A⑤:市販のヘルペス治療薬を塗った後に、マスクをしてもいいですか?
ただし、患部にマスクを強くあてたり、こすったりして、水ぶくれをつぶすと、患部からヘルペスウイルスを体の他の部位にうつしてしまう可能性がありますので気をつけてください。
また、不織布マスクを毎日交換して使用するほうが衛生的です。布マスクであれば頻繁に洗うことをおすすめします。
まとめ
口唇ヘルペス(単純疱疹)の治療に使用する飲み薬の特徴についてまとめてみました。市販の塗り薬が販売されるようになり、塗り薬を手にいれることが容易になってはいますが、医師の診察を受けていない自己判断での使用はできなくなっています。
過去に口唇ヘルペスの診断を受けていても症状がひどい時は受診するようにしてください。症状によっては飲み薬の服用の方が望ましいことがあります。
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※掲載内容は執筆時点での情報です。