エレン・フォン・アンワース / Ellen Von Unwerthに関する最新記事 | Vogue Japan
Skip to main content

エレン・フォン・アンワース / Ellen Von Unwerth

エレン・フォン・アンワース(Ellen Von Unwerth)は、1954年、ドイツのフランクフルト生まれのフォトグラファー。20歳のときにモデルとなり、パリのエリート・モデル・マネジメントに所属し10年に渡って活躍。1984年に雑誌の撮影でケニアを訪れた際、自身で撮影した写真がジル誌に6ページにわたって掲載されたことが転機となりフォトグラファーを目指す。その作品を気に入ったキャサリン・ハムネットがアンワースにキャンペーンビジュアルを依頼したことでファッション・フォトグラファーとしてのキャリアが始まった。クラウディア・シファーを起用したゲスのキャンペーンなどが話題となり、一躍トップフォトグラファーに仲間入り。コケティッシュな女性像を明るくナチュラルに切り取るスナップショットはそれまでの女性像を大きく変えた。1991年にインターナショナル・フェスティバル・オブ・ファッションフォトグラフィーで1位に。女性写真家ならではの感性はミュージシャンからも愛され、リアーナやブリトニー・スピアーズ、クリスティーナ・アギレラなどのアルバムジャケットも多く撮影している。またレブロンやクリニークなどコマーシャルフィルムの監督もこなす。