アイテム解説
上限数が定められているアイテム全てに言えることだが、破壊された場合も出現したという判定になり、その結果実際に使用される数は減ることになる。
金貨
通常宝箱では5G刻みのランダムで5~45G、高価宝箱では確定で50Gになる。
ハズレ枠であり、出現率は【100ー全他アイテム出現率合計】%である。
勝利した時に全勝利陣営の中で、集めた金貨の量が1位=10pt、2位=7pt、3位=4pt、4位以下で1G以上=1pt、0G=0pt勝利ポイントが加算される。
基本的にはゲームには直接関係しないが、盗賊のみ勝利条件が【市民or人狼orグール勝利時に全員(死亡者含む)中最も多くの金貨を所持して生存している】になっていることからこのアイテムを集めることが必要不可欠となる。
聖なる鈴
このゲームの代名詞とも言えるアイテムであり、これを(屋敷の設定)指定数集められると市民陣営勝利(正確には第3陣営の勝利もありえるため人狼陣営敗北)となる。
市民陣営勝利のために集めるべき聖なる鈴の数を【1~99】個、聖なる鈴の出現率を【1~100】%、出現上限数を【1~無制限】個に設定できる。
集める役職と破壊する役職がある。破壊する役職は以下の通り
【人狼陣営】【ゾンビ陣営】【グール】【サンタ】【左記の役職付きの純愛者】【左記の役職付きのテレパシスト】
また【妖狐】【九尾の狐】は鈴を集めるが、鈴を発見すると一定時間興奮して尻尾を出してしまう。それを見られることは即ち自身の確実な狐バレを意味するため狐は出来れば人に見られていないところで宝箱を開けたい。
鈴勝ちは簡単過ぎると推理の意味を薄れさせ人狼不利にすることになる、逆に難しすぎても鈴の存在価値が薄れるため鈴の指定数、出現率、上限数は絶妙な調整が求められる。
しかしこの聖なる鈴にはもう1つの重要な役割がある。それは自身の人外をほぼ否定できること。
上記のように第3陣営を除くと市民陣営は聖なる鈴を集め、人狼陣営は聖なる鈴を破壊する。
人外が聖なる鈴を取ったと騙ることはあるが、話し合い時には今まで集めた聖なる鈴の合計値が表示される。よって鈴騙りをすると鈴を集めた人が死亡するか死亡者である以外は報告された聖なる鈴の量と実際の量に矛盾が生じてしまうためリスキー。
これらの仕様から自分が鈴を取ったと主張することで市民陣営であることをある程度証明できるのである。発見数と報告数が同じなら報告者は全員白く、報告数が多いなら超過分人外が紛れていると断定できる。特に初日は鈴発見者がピンポイントで死亡しない限り乗っ取りが発生しないため鈴の信憑性が高いので極めて有用。いわばマダミスJの初期アイテム持ちのようなものである。
死者の鏡
取得した瞬間に現探索で死者が居るか居ないかを判別できる。死者が居る場合、生存者は【話し合い】or【探索を続ける】を選択することが出来(死者は探索を続けるのみ)、話し合いを選択した場合即座に通報となる。
ただし死体をハイエナやグールに食われていた場合、丸呑みされた人物が居た場合では死者は居ないと表示される。
取得すればどこでも通報できるアイテム。事件の早期発見やアイテム収集がある程度完了して探索を早く終わらせて被害を最小限に抑えることが出来る。特に荒ぶる人狼が荒ぶった日や人狼王ラストの鬼ごっこ盤面では特に有用。基本村なら見つけたら即話し合い、人外なら探索を続けるを選択しよう。
また死者は居ない表示された場合その時間を覚えておくと死亡した人の死亡時間をある程度推測できる。
(余談だがこのアイテムは序盤に数個引きがち。ほぼ意味がないため結構イライラする)
占い師の水晶
人狼Jで言う占い師の能力1回分。
設定により占い師の水晶の出現率を【1~100】%、上限数を【0~無制限】個、初回探索で占い師の水晶が【出現しない】【ランダム白で出現する】【出現する】を選択できる。
賢者の水晶にも言えることだがランダム白で除外される(選ばれない)役職は以下の通り
【人狼】【荒ぶる人狼】【丸呑み人狼】【わら人狼】【猛追の人狼】【狙撃の人狼】【人狼王】【百面人狼】【双頭の人狼】【姿なき人狼】【心眼の人狼】【道化の人狼】【一匹狼】【狼憑き】【妖狐】【九尾の狐】【サイコ】。
また破壊する役職は以下の通り
【人狼】【荒ぶる人狼】【丸呑み人狼】【わら人狼】【猛追の人狼】【狙撃の人狼】【人狼王】【百面人狼】【双頭の人狼】【姿なき人狼】【心眼の人狼】【道化の人狼】【一匹狼】【大狼】【妖狐】【九尾の狐】【背徳者】【背信者】【ささやく背信者】。
従来通り誰か1人を占い【人狼】か【人狼でない】かを判別できる。また妖狐を占った場合は呪殺出来るが、サイコを占うと逆に自身が死亡する。基本は【人狼として数える】役職のみが【人狼である】と出るが、【狼憑き】は【人狼である】、【大狼】は【人狼でない】と出る。
今作では宝箱形式なため誰でも占う権利がある。白人外は使用出来るためそれで味方を知ることも出来る。
村なら基本は正直に結果を報告。人外なら自由に騙るなり隠すなりお好みで。占い師の水晶は上限数が1個に設定されていることが多く、そうでなくても自分が占い結果を騙った時に他人が上限数以上の結果を報告するとそこに人外が居ることが確定するため、基本的には自分が占い師の水晶を見つけたなど占い師の水晶が全て村に渡っているわけではないことが確定している時にやるほうが無難である。
守りの像
人狼Jで言う狩人の能力1回分。
設定により守りの像の出現率を【0~100】%、上限数を【1~無制限】個、守りの像成功通知を【なし】or【あり】に設定できる。基本的には成功通知は【なし】に設定されている。
守りの像を破壊する役職は以下の通り
【人狼陣営】【妖狐陣営】【グール陣営】
誰か1人に使用出来るが自分自身に使うことは出来ない。使用された人はそれ以降、その探索中だけ常時何回でも【人狼の襲撃】【九尾の狐の襲撃】【復讐者の襲撃】を完全に無効化出来る。
基本的には【女王=プリンセス≫地雷以外の確定村>村位置>グレー】が使用する優先順位。女王部屋で女王やプリンセス以外に付けるのは刺さると強いがリスキー。
単純に人を人狼の襲撃から守れるため強いが、成功通知なしの場合ずっと一緒に居て殺されなかった時でも守りの像によって守られたため殺されなかっただけの可能性を考慮する必要はある。成功通知ありだとすれ違った人の中に人狼が居ることが確定するため極めて強い。
霊能の水晶
人狼Jで言う霊能者の能力1回分。
出現率を【0~100】%、上限数を【0~無制限】個に設定できる。
処刑された人が居ない初回探索では意味がないので出現しない。
処刑された人が【人狼】か【人狼でない】かを判別できる。大狼以外の【人狼として数える】役職のみ【人狼である】と出る。その他の役職は狼憑き含め【人狼でない】と出て、【人狼】の中で例外的に大狼は【大狼である】と出る。
従来通り処刑された人の真偽を確かめるのに使う。占い師の水晶とは違い全ての役職で使える。
処刑された人が居ない場合は【何も表示されなかった】と出る。また荒ぶる人狼を処刑した場合、荒ぶる人狼が荒ぶりモードで生存している場合は【何も表示されなかった】、荒ぶり中に何らかの原因で死亡した後は【人狼である】と出る。そのため処刑された人が【何も表示されなかった】と出た場合は荒ぶる人狼確定である。
ウサギの足
一定時間移動速度が上昇する。極めて単純明快なバフアイテム。
出現率を【0~100】%、上限数を【0~無制限】、効果時間を【5~60】秒に設定可能。
効果が単純なので説明することがない。取れたらラッキー程度に。
毒ムカデとこのアイテムの効果が同時に発動することは無く、後に取ったアイテムの効果が発動する。
コンパス
誰か1人に使用し、使用した探索中は常にその人のマーカーが表示され、さらにミニマップ・全体マップ双方にその人の位置を表示する(高性能にも程がある)。
出現率を【0~100】%、上限数を【0~無制限】に設定可能。
警察犬の能力1回分。基本は怪しい人物に使用して襲撃、経路騙り、死体無視や人狼ワープ使用を見分けるのに使う。
人狼王が居る部屋では人狼王に使用するのが安定。逃げやすさが格段に上がる上に人狼王キルかそうでないかを見分けられる。勿論他の人狼を見つけたい時はグレーに使っても良い。
襲撃などで死亡した場合はマーカーがグレーになるだけで残るが、透明化や丸呑みされるとマーカー表示・マップ表示自体が消える。この時マーカー表示が消えたタイミング、消える寸前自分がどこに居たかとマーカーがどの方向にあったかを覚えていると丸呑み人狼や姿なき人狼を探す大きな鍵となる可能性がある。梯子などでこまめにマップを開き、マーカーは常に視界に入れておこう。
双子やささやく双子が相方、警察犬が追尾先、市民陣営が女王、女王がプリンセスのマーカーを能力で見ていたことを伝える時に、このアイテムを使って見たと言って役職透けを防ぐことがある。そのためコンパス破綻はあまり気にしない方が良いだろう。
疾風の羽根
誰か1人を指定し、その人物のいるところにワープすることができる。ただし、ワープする場所は疾風の羽根を拾ったタイミングにその人物がいた場所であることに注意。選択に時間をかけすぎると結局選択した人物に会えないと言うことが発生する。
出現率を【0~100】%、上限数を【0~無制限】に設定可能。
特定の相手と合流することが重要な『恋人』、『純愛者』、『復讐者』などの役職が最もこのアイテムを活かすことができる。それ以外にも、確白に飛び集団行動をしたり今すぐ排除したい人物の元へ飛んで殺害を行うなど使いようによっては非常に強力なアイテムである。
霊幻の眼
出現率を【0~100】%、上限数を【0~無制限】、効果時間を【5秒~60秒】に設定可能。
正直活かすことが難しい部類のアイテム。幽霊からこのアイテムを使用しているかどうかは分からないのでアピールも難しく、そもそも近くに幽霊がいるとも限らない。探索前に生存していた人物の幽霊を見ることができればその人物が死亡していると言う事実を知ることができるが、正直死者の鏡で済む話である。終盤になると人狼に幽霊が群がることも多いので、幽霊が群がる人物に聖騎士などを打つことができればこのアイテムを活用したと言えるかもしれない。