Dr.JIN第1話
1時間7分2012年
第1話
1時間7分
交通事故で両親を亡くしたジン・ヒョクと妹のジン・ミナは、互いに医師となり支え合ってきた。ある日、治療方針について口論になった直後、ミナが交通事故に遭ってしまう。ヒョクが手術を担当するが失敗してしまい、ミナは昏睡状態に。悲しみに暮れているなか、怪しい人物を病院内で見かけたヒョクは、その患者ともみ合いになり、気が付くと朝鮮時代にたどり着いていて...。
第2話
1時間6分
タイムスリップするやいなや、官軍殺しの濡れ衣を着せられたヒョクは、没落した王族イ・ハウンに助けられながら、何とか毎日を生きていく。そんな中、頭を負傷したホン・ヨンフィと出会い、助けるために彼の家に向かう。しかしそこでヨンフィの妹で、ヒョクの妹にそっくりなホン・ヨンレと出会う。ヨンレから何とかして兄を助けてほしいと頼まれるも、道具や技術の問題から断ろうとするが、ヨンレとミナの姿が重なり、手術を行うことを決意して...。
第3話
1時間4分
盗賊と間違われ処刑される寸前のヒョクの前に、ヨンフィが現れて執行中止を求める。そんな中、執行を促す左議政(チャイジョン)が倒れ、またもや手術を行うことになったヒョク。左議政を救ったことで死刑は撤回され、ヒョクはヨンレの家に居候をすることに。そんなある日、左議政の快気祝いの帰り道、両班が乗る馬に蹴られ、重傷を負った女性をヨンレとヒョクが助けることになり...。
第4話
1時間7分
女性を助けた帰り道、コレラの症状が見られる患者と出会ったヨンレとヒョク。次第に患者が広がり始め、ヒョクはヤブ医者の集まりだと言われる活人署(ファリンソ)に召集されることに。貧しい集落の土幕(トマク)ではコレラ患者で溢れ、衝撃を隠せないヒョク。そこでヒョクは民に呼びかけ、材料をかき集めて薬を作り、治療を試みるが...。
第5話
1時間6分
1人でコレラの対応にあたるヒョクを手伝いたいと言うヨンレ。ヒョクの助手として働くヨンレの姿を見て、婚約者のギョンタクは激怒する。やがて村の患者たちが回復し始めるも、ヒョク自身がコレラにかかってしまう。ヨンレが必死に看病をする中で、意識が朦朧としながら、ヨンレが自分の妹に見えたヒョクがミナの名前を呼んでしまったことで、ヨンレがミナの存在を知ることになり...。
第6話
1時間6分
かつてヒョクが助けた妓生(キーセン)のチュノンに呼ばれ妓房(キバン)にやってきたヒョクとハウン。そこで梅毒にかかった妓生の診察を頼まれるが、それはかつてハウンのことを慕っていたケヒャンだった。ペニシリンという治療薬を使えば、彼女を助けることができるが、発明される68年前の時代であるため、できることはないと諦めるヒョク。そんな中、青カビからペニシリンを作り出せる可能性を見出すけれど...。
第7話
1時間6分
歴史を変えてしまうことを恐れ、薬の開発を諦めたヒョク。しかし、人間が作るのが歴史だから変えてしまえばいいというハウンの言葉と、人間らしく生きたかったというケヒャンの言葉を聞いたヒョクは、薬の開発を再開する。そんな中、父である左議政から婚礼の許しを得たギョンタクがヨンレの家に挨拶をしにくるも、ヨンレの心は複雑で...。
第8話
1時間6分
とある貴族から極秘の治療を頼まれたヒョク。それはなんと大妃の姪の首にできたこぶの切除手術だった。そんな中、活人署で火事が発生し、薬を守ろうと中に入ったヨンレが火傷を負うことに。しかし運悪く術後の夫人の傷が悪化し、ヨンレより重症な夫人に最後の薬を投与する。しかしその後、ヨンレの状態も悪化してしまい...。
第9話
1時間7分
ついに自分が150年後の未来から来たことをヨンレに打ち明けるヒョク。なぜここにやって来たのか分からないというヒョクに、助けるべき人がいるからではないかと言い、行かないでほしいと懇願するヨンレ。そんな中、婚礼を取りやめたいとギョンタクに告げるヨンレ。その話を聞いた母はヨンレを家から追い出してしまい、ヨンレは活人署に居候をすることに。
第10話
1時間7分
活人署にいるヨンレの元に、母親が倒れたとの知らせが入る。ヒョクとヨンレの助けを頑なに断る母親であったが、ヨンレの言葉をヒントにヒョクは病気に効くドーナツを作り出す。そのドーナツが評判を得て、大妃の宴の場でも献上することになるが、何者かによってヒ素が塗られてしまう。それを食べてしまった大妃は中毒を起こし、ヒョクとヨンレの処置によって解毒に成功するも、2人は毒殺の疑いで拷問にかけられることとなり...。
第11話
1時間6分
興宣君(ハウン)が黒幕だという嘘の証言を強要されるヨンレとヒョクであるが、2人は頑なに抵抗する。その姿を見て、妹を助けてほしいとギョンタクを頼るヨンフィ。ついにハウンも捕らえられ、ヒョクとヨンレ、ハウンの3人が死刑を執行されそうになるも、間一髪のところで逃れる。一方ギョンタクは毒を盛った犯人を突き止めるも、父の差し金であったことを知り、その人物を殺害してしまい...。
第12話
1時間6分
処刑を逃れたヒョクとヨンレであったが、黒幕に仕立て上げられた興宣君は晋州へ島流しにされ再び処刑の危機に晒される。しかし、農民たちによる暴動と毒殺未遂から回復した大妃の働きにより興宣君は死刑を取り消され、漢陽(ハニャン)に戻ることに。一方、ヨンフィが暴動を率いていたことを知ったヨンレとヒョクは、晋州からヨンフィを連れ戻そうとするが、ヨンフィは2人の目の前で役人によって撃たれてしまい...。
第13話
1時間10分
王の病気が進行し、王宮の医療機関である内医院で働くことになったヒョク。そこで過呼吸になった王を救うことに。一方、ヨンフィが暴動をひき起こした人物だと父の左議政に知られたギョンタク。そのことをヨンレに伝え、婚礼を挙げなければホン家が奴婢になってしまうことも伝える。それでも婚礼を拒否するヨンレに、ギョンタクは何があってもヨンヒのことを守るとヨンフィと約束したのだと伝え...。
第14話
1時間8分
急性虫垂炎を引き起こした王の手術を行うことになったヒョク。廃れた国を建て直すために、王の死を望んで手術を引き留めた興宣君であったが、輸血が必要になった王のために自らの血液を提供する。一方、胸の痛みを感じるようになったヨンレは乳がんを疑い始めるが、婚礼が破談になるのではないかということを心配し、検査を受けることを頑なに拒み...。
第15話
1時間9分
チュノンから自分が未来の世界と関係があることを知らされたヨンレ。そして婚礼を挙げる当日に身を隠していたところ、怪我した子どもと出会い、初めて1人で手当てをする。そんな中、ヒョクがヨンレを探し出し乳がん摘出手術を行うことに。しかし手術中のヒョクを急激な頭痛が襲い、何とか手術を終えるもヨンレの母親が捕まり、ホン家が奴婢にされてしまう知らせがきて...。
第16話
1時間10分
これまでヨンレを何度かかばっていたことが左議政に知られてしまったギョンタク。そんな父からの信頼を取り戻すため、興宣君を襲撃する。撃たれた興宣君は、チュノンからの輸血やヒョクの治療により一命を取りとめる。そんな中、衰弱していた国王の哲宗がついに崩御し、興宣君は長年の夢であった息子ミョンボクの即位が決まり、大院君となったのだった。
第17話
1時間6分
次第に頭痛の酷さと頻度が高まっていくヒョクは、手術によって死ぬべきものを生かしたり、この時代にはないはずのものを作ったりしたり、さらにはこれから起こることを話したことが原因で、頭の中にこぶができていることをチュノンから聞かされる。そんな中、ミョンボクの即位式の日がやってきて、即位式で使われる玉璽を盗むことを企んでいた、権力闘争に敗れた左議政と安東金氏一派。しかし先に気が付いていた興宣君によって妨害され...。
第18話
1時間9分
イ校理の妻の子どもが逆子であることが分かり、帝王切開手術を行うことになったヒョク。手術を成功させた姿を見て、大院君は大妃に対抗するために、イ校理を懐柔することをヒョクに頼むが断られる。そんな中、フランス人宣教師であるリデル神父の治療を頼まれるヒョクとヨンレ。しかしその人物が、後に朝鮮で起こる戦争に関わっている人物であると気が付くヒョク。そしてヨンレが天主教信者であることを知り、不安視するようになり...。
第19話
1時間6分
大院君は、安東金氏一派からの逆襲をかわすため、史実を知るヒョクからの忠告を聞かずに大々的な宗教弾圧を決行することに。さらには天主教信者であるヨンレとリデル神父も身の危険にさらされるが、ヒョクの機転で助かる。そんな中、ヒョクはヨンレに史実ではこれから戦争が起こることになっていると告げるも、歴史を変えてはならないということと、ヨンレの分かっているなら止めるべきだという言葉に葛藤し...。
第20話
1時間9分
左議政が大院君の密約書を持っており、脅しを受けた大院君は、王である息子を守るために政界から退くことを決意する。一方、天主教徒迫害で混乱に陥っている中、ヨンレも捕まり死刑を宣告されていた。助かるためには信仰を放棄するしかないと言われるも、ためらうヨンレ。そんな中、ヒョクは左議政に未来から来たことを知られてしまい、味方につけと言われるが断り...。