【ドイツ語】フランクフルト名物を味わう(ドイツひとり旅) #504|『一から始める(やり直す)ドイツ語』白井博士のドイツ語講座
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【ドイツ語】フランクフルト名物を味わう(ドイツひとり旅) #504

       表紙:参照 Sachsenhausen (Frankfurt am Main) - Wikipedia

※ 音声はコチラ↓ 

Hallo zusammen!
Mein Name ist Hiromi Shirai.
『白井博士のドイツ語講座』へようこそ。
白井宏美です。


stand.fm の音声と note でのスペルや書き起こし、この両方を使っていただくと効果的です。


先月から新シリーズ:ドイツひとり旅が始まりました。

昨日の第503回では、Eiserner Steg(鉄の歩道橋)からフランクフルトを一望していたところ、同じくひとり旅をしている様子の人に写真を頼まれ撮ってあげました。


1.場面説明

昨日から今日にかけて、フランクフルトのいろんなところを見てまわりました。
Kaiserdom (St. Bartholomäus)「大聖堂(聖バルトロメウス教会)」、Alte Oper「旧オペラ座」、Goethehaus「ゲーテの生家」とその隣の Goethe-Museum「ゲーテ博物館」などなど。

Die Alte Oper(参照:PIXABAY)

そして、ルネッサンス様式の歴史的な旧市街の家屋が数多く再建されて2018年に完成した Neue Altstadt「新しい旧市街 」には素敵なギャラリー、雑貨屋さん、カフェなどもあり楽しめました。
そうそう、欧州中央銀行が本店を構えていた Eurotower(ユーロタワー)と、金融街の象徴「ユーロマーク」も見ました。

Der Eurotower(参照:PIXABAY)


締めくくりにフランクフルト名物を味わいたいと思い Sachsenhausen(ザクセンハウゼン地区)にやってきました。

2.使えるドイツ語表現

そこで今日の表現です。まずはどのような意味推測しながら発音しましょう。

Die Speisekarte, bitte.

Ich hätte gern ein Glas Apfelwein und Rippchen mit Sauerkraut.

3.単語の説明

die Speisekarte はメニューのことです。
ドイツ語で Menü というと「定食」を指すことが多いので注意しましょう。 
der Apfelwein der Apfel(りんご)と der Wein(ワイン)の合成語です。

Apfelwein im „Gerippten“
(参照:https://de.wikipedia.org/wiki/Apfelwein)

das Rippchen は料理名でスペアリブ(豚の骨付きあばら肉)のことです。
Sauerkraut は発酵させた塩漬けキャベツのことです。

Frankfurter Rippchen mit Sauerkraut, Kartoffelbrei und Senf
(参照:https://de.wikipedia.org/wiki/Frankfurter_Rippchen)

今日の表現は、まず「メニューをお願いします」と言って持ってきてもらったあと、フランクフルト名物のリンゴ酒とスペアリブのザウアークラウト添えを注文する言い方でした。

4.文法の復習

カフェやレストランでも丁寧な言い方で注文する際 Ich hätte gern … など接続法第2式を使います。
ドイツ語学習者にとっては難しい文法事項だと思いがちですが、実際には日常生活でよく使われます。
接続法については第402回から429回で詳しく説明しましたので、あやふやな部分があれば復習しましょう。


いかがでしたか?
欧州の金融都市とも言えるフランクフルトにも、実は名物が他にもいろいろありますので、実際に行って探してみると楽しいと思います。

それでは、また明日。
Bis morgen.
Tschüs!

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