ジェームズ・フランコ、アクション映画で主演復帰へ ─ 名優トミー・リー・ジョーンズと共演 | THE RIVER

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ジェームズ・フランコ、アクション映画で主演復帰へ ─ 名優トミー・リー・ジョーンズと共演

Angela George https://commons.wikimedia.org/wiki/File:JamesFrancoHWOFMar2013.jpg | Dick Thomas Johnson https://www.flickr.com/photos/31029865@N06/26331352838/ | Remixed by THE RIVER

『スパイダーマン』シリーズや『ディザスター・アーティスト』(2017)のジェームズ・フランコが、名優トミー・リー・ジョーンズと共演するアクション・スリラー『The Razor’s Edge(原題)』に出演することがわかった。米Deadlineが報じている。

監督・脚本は、ケヴィン・コスナー&カート・ラッセル出演『スコーピオン』(2001)のデミアン・リヒテンスタイン。過去を捨てた元マフィアの殺し屋が、娘を誘拐され、愛する女性が危機にさらされたことから、最後の危険な任務に立ち上がる。ところが、より凶暴な殺し屋が彼を追っており……。

プロデューサーは『イット・フォローズ』(2014)や数々のブルース・ウィリス映画を手がけてきたコーリー・ラージ。製作発表にあたり、「ジェームズやトミー・リーという素晴らしい才能と契約し、『The Razor’s Edge』を大スクリーンに届けられることに興奮しています。デミアンによる脚本の主人公たちを演じるにふさわしい方々です」とのコメントを発表した。

撮影は2024年6月25日よりジョージア州で開始される。海外セールスはRed Sea Mediaが担当し、カンヌ国際映画祭の併設マーケット「マルシェ・ドゥ・フィルム」でバイヤーに披露されるということだ。

『スプリング・ブレイカーズ』(2012)や『ディザスター・アーティスト』の演技が高く評価されたフランコだが、2018年には複数の女性から性加害の告発を受け、翌2019年には別件で集団訴訟を起こされている。この裁判は2021年に和解しているが、その他のケースが完全に解決しているかは不明。同じく2021年には、性依存症の治療に取り組んでいることを明らかにしていた。

本作に先駆け、フランコは2022年に映画『Alina of Cuba(原題)』のフィデル・カストロ役で業界復帰を果たしている。しかしながら、同作は撮影終了しているものの現時点で未公開。理由は不明だが、本作も配給元を見つけられるかがひとつの課題となりそうだ。

Source: Deadline

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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