『ハンニバル・ライジング』の挿入曲とサントラ | 解説付き全曲紹介Filmmusik
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『ハンニバル・ライジング』の挿入曲とサントラ

2007年に制作された映画『ハンニバル・ライジング』(原題:Hannibal Rising)は、「ハンニバル・レクター」シリーズ4作目、レクター博士の幼少期〜青年期までが描かれたクライム・ホラー映画です。

ギャスパー・ウリエルが青年期のレクター博士を演じました。

映画『ハンニバル・レクター』シリーズの挿入曲とサントラ

『ハンニバル・ライジング』の挿入曲

『ハンニバル・ライジング』の挿入曲を流れた順番に紹介していきます。(ネタバレにご注意ください)

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ソ連の養育施設で男子学生たちが歌う曲

Pesnya o Staline
(邦訳:スターリンについての歌)
作曲者アレクサンドル・アレクサンドロフ(Aleksandr Aleksandrov, 1883-1946)
旧ソ連の作曲家/陸軍軍人。『ソビエト社会主義共和国連邦国歌』を作ったことで知られる。
セルゲイ・アリモフ(Sergey Alymov, 1892-1948)
旧ソ連の作家/詩人。

森の中でハンニバルがマンドリンを演奏する曲

釣りを終えて車に戻ってくる肉屋のポールをハンニバルが待ち伏せするシーン

Hänsel und Gretel, Act II, Scene 1: Ein Männlein steht im Walde
歌劇《ヘンゼルとクレーテル》第2幕「小人が一人森の中で、動かないで黙って立っている 」
作曲者エンゲルベルト・フンパーディンク(Engelbert Humperdinck, 1854-1921)
ドイツの作曲家。グリム童話を原作とした子供向けのオペラ《ヘンゼルとグレーテル》の作曲家として知られる。
作曲年1891年〜1892年

ハンニバルが自白剤を自分に打つ前にレコードで流す曲

Goldberg Variations, BWV 988: Aria
ゴルトベルク変奏曲 BWV 988 – アリア
作曲者ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(Johann Sebastian Bach, 1685-1750)
バロック時代を代表するドイツの作曲家/オルガニスト。
出版年1741年
Artistグレン・グールド(Glenn Gould, 1932-1982)
カナダのピアニスト/作曲家。

自白剤でハンニバルの身体に変化が現れてくるシーン

Prelude and Fugue in Aminor BWV 543: Prelude
前奏曲とフーガ イ短調 BWV 543 – 前奏曲
作曲者ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(Johann Sebastian Bach, 1685-1750)
バロック時代を代表するドイツの作曲家/オルガニスト。
Artistバイロン・ジャニス(Byron Janis, 1928-2024)
アメリカのピアニスト。東欧系ユダヤ人の両親を持ち、亡命ロシア人教師レヴィーン夫妻にピアノを学ぶ。
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回想 | ミーシャをハンニバルから引き離し外に連れていく男たちが歌う曲

Hänsel und Gretel, Act II, Scene 1: Ein Männlein steht im Walde
歌劇《ヘンゼルとクレーテル》第2幕「小人がひとり森の中で、動かないで黙って立っている 」
作曲者エンゲルベルト・フンパーディンク(Engelbert Humperdinck, 1854-1921)
ドイツの作曲家。グリム童話を原作とした子供向けのオペラ《ヘンゼルとグレーテル》の作曲家として知られる。
作曲年1891年〜1892年

森の中でハンニバルがマンドリンを演奏する曲」でもこの曲が使われていました。

この後も、ミーシャを殺害した男らに復讐を遂げていくシーン等でハンニバルはこの曲を歌います。

『ハンニバル・ライジング』キャスト・スタッフ

監督ピーター・ウェーバー(Peter Webber)
脚本トマス・ハリス(Thomas Harris)
原作トマス・ハリス(Thomas Harris)
製作ディノ・デ・ラウレンティス(Dino De Laurentiis)
マーサ・デ・ラウレンティス(Martha De Laurentiis)
タラク・ベン・アマール(Tarak Ben Ammar)
音楽アイラン・エシュケリ(Ilan Eshkeri)
梅林茂
配給 東宝東和
公開 2007年2月9日
2007年4月21日
上映時間121分(劇場公開版)
130分(完全版)

ハンニバル・レクター:ギャスパー・ウリエル(Gaspard Ulliel)
レディ・ムラサキ:コン・リー(Gong Li)
グルータス:リス・エヴァンス(Rhys Ifans)
ポピール警視:ドミニク・ウェスト(Dominic West)
コルナス:ケヴィン・マクキッド(Kevin McKidd)
ミルコ:スティーヴン・ウォルターズ(Stephen Walters)
ドートリッヒ:リチャード・ブレイク(Richard Brake)
グレンツ:イヴァン・マレヴィッチ(Ivan Marevich)
ポール・モマン:チャールズ・マックイグノン(Charles Maquignon)
ミーシャ・レクター:ヘレナ=リア・タコヴシュカ(Helena Lia Tachovska)
レクター氏:リチャード・リーフ(Richard Leaf)
レクター夫人:インゲボルガ・ダクネイト(Ingeborga Dapkūnaitė)

文・構成
Filmmusik 管理人

映画の素晴らしさをもっと多くの人に伝えられたら…そんな気持ちでFilmlmusikを開設。
音楽・映画好きの管理人自ら執筆しています。

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