仙台のクラフトビール店「amnt」移転 野菜料理中心のレストランに業態変更 - 仙台経済新聞
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仙台のクラフトビール店「amnt」移転 野菜料理中心のレストランに業態変更

「amnt」の上野舞さん(右)と高橋貴之さん

「amnt」の上野舞さん(右)と高橋貴之さん

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 仙台産の野菜を使った料理とクラフトビールをメインにしたレストラン「amnt(あむんと)」(仙台市青葉区一番町3)が4月18日、青葉通沿いの百貨店「藤崎」並びにオープンした。

移転リニューアルした「amnt」店内

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 2020年9月、仙台フォーラス地下1階にクラフトビール専門店としてオープンした「amnt」。2022年4月にはクラフトビールタップバー「Fbase」を併設した。仙台フォーラスの休業に伴い2月29日で同所での営業を終了。今回コンセプトを一新し、レストランとして移転オープンした。上野舞さんと高橋貴之さんが共同経営する。

 店舗面積は約12坪。白や木目を基調としたナチュラルな雰囲気に仕上げた店内には、アンティークのテーブルや椅子を配置。席数はカウンターとテーブル合わせて20席。ボトルショップコーナーには全国のクラフトビール常時50~60種類をそろえる(販売は5月末~6月からを予定)。

 ランチタイム(11時~15時)は、タマネギやニンジン、ブロッコリーやトマトなど野菜をふんだんに使い無水で仕上げるキーマカレー「amntカレー」、クラフトビールでとろとろになるまで煮込んだ豚角煮とご飯を盛り付けた「クラフトビール煮ごはん」(以上1,200円)、キーマカレーとクラフトビール煮をハーフ&ハーフでプレートにした「amntプレート」(1,400円)を提供する。

 15時からは、7~10種類の野菜を盛り合わせる同店お薦めの「仙台野菜のバーニャカウダ」(1,500円)をはじめ、「自家製ピクルス」(400円)、「一関ミートさんのソーセージ(5種)」「スモークスペアリブ」(以上1,000円)、キーマカレーやクラフトビール煮、ピクルスなどをワンプレートにした「今日のamntアラカルト」(1,800円)などを提供。日替わりメニューも用意する。

 アルコールは一日を通して提供する。ビールは東北のクラフトビール「いわて蔵ビール(岩手)」「イシノマキホップワークス(宮城)」「田沢湖ビール(秋田)」「奥入瀬ビール(青森)」(以上、小・260ミリリットル=650円、大・420ミリリットル=1,000円)とゲストビール2種(小=850円、大=1,200円)、キリンビール(650円)の7種類で、「3種類飲み比べセット(150ミリリットル×3種)」(1,500円~)も用意。サワー(500円)、グラスワイン(500円)、ハイボール(700円)などもそろえる。

 移転後は旧店舗からの常連客をはじめ、夜は女性グループやカップル、昼は会社員や学生などの1人客も多いという。上野さんは「フォーラスに近い場所でオープンしたいという思いがかなった。地元の食材を多く使って、地域の方たちに愛される店にしていきたい」と意気込む。高橋さんは「扉を出た時に、幸せな時間だったなと思ってもらえたら」と笑顔を見せる。

 営業時間は11時~21時(日曜は17時まで)。水曜定休。

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