イーグルスのドラマーでリードヴォーカルを務めていた Don Henley のソロでのヒット曲。Henleyはその哀愁のあるハスキーヴォイスでの歌声が魅力的なのですが、曲作りの面では作詞のほうが得意で、作曲に関しては他のミュージシャンとコンビを組んで共作の形で参加することが多かったようです。
この曲「The End Of The Innocence」はBruce Hornsbyとの共作。イントロからいかにもBruce Hornsbyらしいピアノフレーズが聴こえてきます。Henleyはこの曲の歌詞に政治的なメッセージを乗せたとのことですが、そんなことは関係なく美しいメロディとHenleyの歌声が素晴らしい曲です。「イノセンスの終わり」というワードも歌詞の内容にかかわりなくカッコイイと当時個人的には思っていました。
Henleyの1989年のソロアルバム The End Of The Innocence に収録。
Don Henley / The End Of The Innocence