米CBSにて5月6日に放送されたシーズン3最終話をもって終了した『NCIS:ハワイ』。残念ながら愛すべきキャラクターたちには別れを告げなければならないが、この3年間でキャストたちが築き上げた家族のような絆は今後も変わることはなさそうだ。

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ビーチに再集結、愛を語る

打ち切り決定からおよそ2週間後の今月10日、ジェーン・テナント役のヴァネッサ・ラシェイはInstagramのストーリーズにハワイの夕暮れ時のビーチで撮った一枚の写真をシェア。そこにはケイト・ウィスラー役のトリ・アンダーソンやアーニー・マリク役のジェイソン・アントゥーン、ジェシー・ブーン役のノア・ミルズと彼らの家族の姿があり、「ハワイ大好き…本当に本当に愛してる!」とメッセージが添えられていた。

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するとトリも、一同が揃って海に沈む夕日を眺める後ろ姿の写真を投稿し、「オハナ・フォーエバー(家族は永遠)」と、強い絆を称えた。なお、ヴァネッサはこのリユニオンに参加できなかった二人の仲間、カイ・ホルマン役のアレックス・タラントとルーシー・タラ役のヤスミン・アル=ブスタミにもメッセージを送っている。

『NCIS:ハワイ』キャスト、番組放送終了を受けてメッセージ「家族は永遠」
NCIS:ハワイ

打ち切りが報じられた後、パイロット版を撮影したのと同じ海辺に座る動画を投稿して心の内をInstagramにシェアしていたヴァネッサ。「番組が終わったことを知って、私たちはこれからどうしたらいいのか、海に向かって尋ねたら、とても簡単に答えてくれました。空気が水面に触れて、水が岸に打ちつけて、波が砂浜とつながり、大きな衝撃とともにまた戻っていく…。私たちは永遠に留まるべきではないのです。時間を借りているだけ。与えられたものに感謝し、それを育て、そして、次の夢見る者たちへ残していくだけなのです」とハワイの大自然から、辛いことを乗り越えるヒントを得たことを明かした。

さらにヴァネッサは「もっと時間があったら良かったのにと思うけれど、残念ながらそうはいきません。もっといい別れだったらと思うけれど、そうできなくてごめんなさい。ただ、ほかのどんな番組よりも、私たちみんなが深くつながっていることは分かっています。このキャストとスタッフのためなら、私は地球の果てでも行きます!」と続けている。

CBSによる打ち切りはすでに決定事項だが、SNSでファンは「#SaveNCISHawaii」というハッシュタグをつけた救済運動をスタート。タイムズ・スクエアの広告まで展開するほど大きな動きになっているこの救済キャンペーンは、ヴァネッサをはじめとしたキャストたちにも届くほどになっているという。

『NCIS:ハワイ』シーズン1~2はHuluにて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米TV Line